当初100分とされた『マイティ・ソー バトルロイヤル』上映時間に30分追加された理由、監督が明かす

コメディ要素の強い異色の『マイティ・ソー バトルロイヤル』上映時間をめぐっては、何度か情報が錯綜することがあった。
タイカ・ワイティティ監督は2017年7月の「サンディエゴ・コミコン」会場にてその上映時間を「現時点では100分程度」と語っていた。言うまでもなくマーベル映画史上最短のものとなり、監督は「もう少し観たいと思うくらいが良い」と発言していたのである。
しかし、後に判明した正式な上映時間は130分21秒。以前の監督の発言から30分伸びたこととなった。サンディエゴ・コミコン時点からおよそ30分伸びたのは何故だったのだろう。Colliderのインタビューに登場したタイカ・ワイティティ監督が真相を語った。
監督によると、最も初期の編集では2時間40分にも及んでいたという。そこからカットをしていき、一時は100分程度にまで短縮されていた。
「コミコンの後、もっとジョークを戻そうということに決まったんです。笑いを入れ戻そうというね。
僕が100分になるよと言っていた頃、実際に100分で考えていたんです。でも再撮影をして、もう少し膨れそうだなとは思っていたけど、2時間を切って100分前後かなと思っていました。」
そこに戻されたという30分のシーンの内容について尋ねられた監督は、以下のように答えている。
「全部ユーモアやジョークのシーンです。長すぎないくらいの。」
『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日公開。