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伝説の西部劇『ワイルドバンチ』リメイク版、マイケル・ファスベンダー&ジェイミー・フォックス&ピーター・ディンクレイジが出演交渉中

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『わらの犬』(1971)や『ゲッタウェイ』(1972)などの巨匠サム・ペキンパーが1969年に発表した、西部劇映画『ワイルドバンチ』のリメイク版に、ハリウッドを代表する豪華キャストたちが出演交渉に入っていることがわかった。

Deadlineによれば、ただいま名前が挙がっているのは、『X-MEN』シリーズや『それでも夜は明ける』(2013)のマイケル・ファスベンダー、『Ray/レイ』(2004)『ジャンゴ 繋がれざる者』(2013)などのジェイミー・フォックス、そして「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)や『スリー・ビルボード』(2017)、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のピーター・ディンクレイジ。実現すればそうそうたる顔ぶれが揃うことになる。

ペキンパーの最高傑作とも称される『ワイルドバンチ』は、「ワイルドバンチ」と呼ばれる強盗団とマパッチ将軍率いるメキシコ政府軍の抗争、そしてワイルドバンチを執拗に追うソーントン率いる賞金稼ぎを巡る物語。激しい暴力描写は観客に衝撃をもたらし、アクション演出や映像表現はのちの作り手にも大きな影響を与えた。

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リメイク版を手がけるのは、『ブレイブハート』(1995)や『パッション』(2004)、『ハクソー・リッジ』(2016)などで映画監督としても高く評価される俳優のメル・ギブソン。残酷な表現を厭わないフィルムメーカーとしての姿勢は本作にうってつけの人選といえるだろう。ギブソンは脚本をブライアン・バグビーと共同執筆し、エグゼクティブ・プロデューサーも兼任。プロデューサーとして『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなど数多くの作品に携わってきたジェリー・ブラッカイマーも参加する。

なお報道によれば、ファスベンダー、フォックス、ディンクレイジの3人は契約交渉の初期段階にあり、それぞれの役どころは不明。2019年秋の撮影開始を目指して企画は進行しているという。

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Source: Deadline

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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