Menu
(0)

Search

ブルース・ウィリス、『アルマゲドン』撮影現場のくじ引き大会にお金を出してくれていた ─ 「本当にいい人」とジェリー・ブラッカイマー

ブルース・ウィリス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28769112077/

『ダイ・ハード』シリーズや『シックス・センス』(1999)など数々のヒット作で知られ、2022年3月に失語症のため俳優業の引退を発表、その後認知症と診断されていたブルース・ウィリス。『アルマゲドン』(1998)のプロデューサーであるジェリー・ブラッカイマーが、米Peopleにてブルースのスターらしい逸話を明かしている。

巨大アステロイドの地球衝突を未然に防ぐミッションのため、集められたのは6人の宇宙飛行士と8人の石油採掘師。SF巨編にして家族や仲間の絆を描いた世界的大ヒット作『アルマゲドン』の現場を振り返り、ブラッカイマーは「ブルースは本当にいい奴でした。スタッフに対してもとても気前がよかったんですよ」と語った。いわく、撮影中は毎週末くじ引きを開催しており、ブルースが出資に協力していたのだそう。

「抽選会を行うと、ブルースが帽子にたくさんのお金を投げ入れてくれました。くじ引きに勝ったスタッフが毎週末、現金を余分に持ち帰ることができたんです」

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

共演者はもちろんのこと、製作陣からも熱い信頼を得ていたブルース。『シックス・センス』(1999)『アンブレイカブル』(2000)『ミスター・ガラス』(2019)と複数回タッグを組んだM・ナイト・シャマラン監督も、『シックス・センス』の成功にはブルースの支えが大きく関与していたと明かしている。

あわせて読みたい

ちなみに、ブルースの現在はいかに。妻でありケア・パートナーのエマ・ヘミングは、2023年9月には「ブルースが自らの症状に気づいているかさえも分からない」と認知症の難しさを報告していたが、2024年3月には結婚記念日を祝してInstagramにキスする様子を投稿。ブルースの穏やかな表情が窺える。

ちなみにエマと、前妻デミ・ムーアとの間に生まれた娘タルーラ・ウィリスは、ブルースの代表作『パルプ・フィクション』(1994)の30周年イベントにも駆けつけ、ブルースの軌跡を今日も繋いでいる。

Source:People

Writer

アバター画像
Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly