『エターナルズ』ヒーロー俳優2人が再タッグへ、アンジェリーナ・ジョリー監督作にサルマ・ハエック主演

マーベル映画『エターナルズ』(2021)で共演したアンジェリーナ・ジョリーとサルマ・ハエックが、新作映画『Without Blood(原題)』で再タッグを組むことが分かった。米Deadlineが報じている。
本作は、ジョリーの長編映画監督5作目。『海の上のピアニスト』(1999)の原作者として知られるイタリア出身の作家アレッサンドロ・バリッコによる同名小説を基に、幼い頃にイタリアの片田舎で起きた恐ろしい暴力事件で唯一生き残ったニーナという女性の物語が描かれる。
主演は、『エターナルズ』や『ハウス・オブ・グッチ』(2021)などで知られるサルマ・ハエックと、『明日を継ぐために』(2011)『ゴジラvsコング』(2021)などのデミアン・ビチル。メガホンを取るジョリーは、脚本と製作を兼任する。
2017年の『最初に父が殺された』ぶりに監督復帰を果たすジョリーは、発表に際し、「イタリアでとても特別な原作を映画化することができ、アレッサンドロ・バリッコに任されたことを光栄に思います」とコメント。また、ジョリーは原作小説について「格別な詩、感情、戦争の捉え方、そしてトラウマや喪失、不正を経験した後に何を探し求めるのかという問題を提起している」と説明し、映画のテーマも示唆した。
撮影は、2022年6月中にイタリア南部と首都ローマで開始予定。公開時期は未定となっている。
Source:Deadline