『LOGAN/ローガン』ヒュー・ジャックマン、MCUならウルヴァリンを続投していた?パトリック・スチュワートは「デッドプールと共演できるなら」
2017年6月1日公開『LOGAN/ローガン』は、2000年公開『X-メン』からウルヴァリン役を務めてきたヒュー・ジャックマンと、プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートにとって“最後の『X-MEN』作品”となる。しかし、ともに本作をもってシリーズを卒業する二人には、ある復帰の可能性があった?
もし『アベンジャーズ』からオファーされたら?
米ScreenRantのインタビューにて、ジャックマンはウルヴァリン役を卒業した後の未来について、こんな質問を受けている。
―夢物語ですが、映画の権利を横において、映画版『アベンジャーズ』に出るチャンスがあるとしたら出演しますか? あなたはワクワクするでしょうか?
ジャックマン: もし僕が決断するときに、そういったことが検討されているとしたら、間違いなく一度立ち止まるでしょうね。間違いないですよ。だって僕は、ウルヴァリンをそういうダイナミックな状況の中に入れたり、ハルクやアイアンマンと共演させたりするというアイデアが大好きですからね。でもそういうのがわからない、MBA(経営学修士)を持ってる賢い人たちがたくさんいる(笑)。わからないですね。
このインタビューで、ジャックマンは『LOGAN/ローガン』の原案であるコミック『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』に言及している。権利の都合で本作に登場しないキャラクターがコミックに存在することを踏まえて、彼は自身の思いをこう話したのだ。
ジャックマン: 『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』を作った人々と話したら、多くの人に“ああ、この映画は『オールドマン・ローガン』だ”って思ったというんです。でも僕は“えーっと……”って感じで。(映画は)『許されざる者』からインスピレーションを受けてるから、そこは共通点ですよ。でも、こっちにハルク・ベイビーは出てないでしょう(笑)。
―確かに出ていませんね。
ジャックマン: 正直言って、もし彼ら(ハルク・ベイビー)が登場していたら、今回を最後にするとは言わなかったでしょうね。今が(卒業の)良いタイミングだと感じてますよ。
現在マーベル・スタジオは、ケヴィン・ファイギ社長が“全キャラクターをMCUに合流させたい”という目標を示唆するなど、キャラクターの権利統合への思いを強く表明している。先日は“レジェンド”スタン・リーが「なんとかする」と発言したことも話題となったが、もしや全キャラがMCUに合流すれば、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが復活することもありうるのか……?
プロフェッサーX、デッドプールと共演?
一方、プロフェッサーXを演じるパトリック・スチュワートは、MTVのインタビューでこう尋ねられている。
―あなたはプロフェッサーXを永久に卒業するんですか?
スチュワート: “イエス”でしょうね。でも今、デッドプールの話題がこう思わせるんですよ。えっと、チャールズ・エグゼビアの再登場を正当化するにはふさわしいな、って……。
スチュワートはこのインタビュー以前にもデッドプールとの共演を熱望しているが、デッドプールの何にそこまで惹きつけられているのか……。ともかく言えることは、ウルヴァリンの“MCU合流”よりも、プロフェッサーXが同じく20世紀フォックス社の『デッドプール』に登場することはハードルが低そうだということである。
いつか二人が、同じ役でスクリーンに戻ってくるかもしれない。『LOGAN/ローガン』で別れを経験するファンにとっては、たとえリップサービスだとしても、それは確かにうれしい可能性だろう。
映画『LOGAN/ローガン』は2017年6月1日公開。
Sources: http://screenrant.com/if-x-men-were-in-mcu-hugh-jackman-would-keep-playing-wolverine/
http://comicbook.com/2017/03/03/patrick-stewart-professor-xavier-deadpool-return/
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/X-MEN-ブルーレイコレクション-5枚組-Blu-ray-ヒュー-ジャックマン/dp/B01E7BJ206/