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マーベル新ドラマ「ワンダーマン」が企画中、『シャン・チー』監督が参加 ─ コミックではアベンジャーズの古参メンバー

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マーベル・スタジオによる新たなドラマ「ワンダーマン(原題)」が進行中であることがわかった。米The Hollywood Reporterによると、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)の監督、デスティン・ダニエル・クレットンが企画に参加しているという。

本作の主人公となるワンダーマンことサイモン・ウィリアムズは、1964年に刊行された『Avengers #9』にて初登場したヒーロー。亡き父から引き継いだ会社が経営難に陥ったサイモンは、実の兄にそそのかされるがままに会社の金を横領した結果、逮捕されてしまう。そこにバロン・ジモが現れ、イオンエネルギーを注入され、超人的な身体能力や飛行能力を手に入れた。もともとサイモンはヴィランとしてアベンジャーズと戦うことになるが、のちにヒーローとしてアベンジャーズのメンバー入りを正式に果たす。チームの中でも古参にあたる人物だ。コミックではヴィジョンの人格モデルとしてもおなじみである。

このたびのドラマ作品は企画開発の初期段階にあると伝えられている一方で、もしも上手くいけば、2023年には撮影が開始されるかもしれないとのことだ。

脚本を担当するのはアンドリュー・ゲスト。「ブルックリン・ナイン-ナイン」(2013−2021)などの脚本や、「ホークアイ」(2021)ではコンサルティング・プロデューサーとして参加していた人物である。米Varietyによると、デスティン・ダニエル・クレットンはエグゼクティブ・プロデューサーとして就任しており、監督を務める可能性もあるという。

なおクレットンは、2021年12月、『シャン・チー』の続編が決定した際に、Onyx Collectiveとマーベル・スタジオと複数年の包括契約を締結しことも明らかにされていた。『シャン・チー』続編のほか、Disney+のMCUドラマシリーズの製作にも関与していくことになり、すでに企画の開発段階にあると伝えられていたが、「ワンダーマン」がその企画と思われる。また既報では、コメディ作品になると明記されていたが、現時点ではどんな作風になるのかは定かでない。

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Source: Variety , The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。