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ウォン役俳優、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の予告編に「だから言っただろ」とご立腹

ベネディクト・ウォン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28352092910/

カリギュラ効果という言葉がある。ダメだと言われると、なぜか余計にやりたくなってしまう心理現象のことだ。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』予告編映像でのドクター・ストレンジは、まさにカリギュラ効果にかられている。スパイダーマンとしての正体が世間にバレて困っていたピーター・パーカーに「なかったことにできませんか」と頼まれ、禁断の呪文を唱えることにする場面だ。

ここでストレンジは、友人の魔術師ウォンに「あの呪文はダメだぞ、危険すぎる」としっかり釘を刺されている。それもウォンは、やんわりではなく、かなり真剣に訴えているのだが。

そこでストレンジ、ダメだと言われて余計にやりたくなってしまった。「わかってる、やらないよ」と、ダチョウ倶楽部ばりの前フリが成立してしまうことになる。ウォンの留守を狙ってストレンジは、ピーターと共にこの魔術に挑戦することとなるのだが……。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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結果は……、どうやら失敗してしまった模様。時空が歪み、マルチバースにアクセスしてしまったことで、世界は大変なことになってしまうのだ。その後何が起こるかは、予告編映像の続きで示唆されている通りである。

これに激怒している人物がいる。ウォン役のベネディクト・ウォンだ。「だから言っただろ!!!!!」と、Twitterでカンカンである。

この予告編映像でウォンは、両手に旅行鞄を持ってどこかに出かけようとしている。仕事の出張か休暇の旅行かはわからないが、たぶん出先で世界の異変を知って仰天することになるだろう。ストレンジが時空を歪めたことで、帰ってきたら世界が一変してしまっている可能性もある。

もしかしたらストレンジは、ウォンの言う通りに、ピーターの頼みを断っておくべきだったのかもしれない。でもそうしたら、すがるあてのないピーターの心に闇が生じて、もっと邪悪な結果につながっていたかも……。いつか「ホワット・イフ…?」で描かれたりして。

とにかく、ウォンの言うことはちゃんと聞くべきだ。ウォンは2021年9月3日公開の『シャン・チー/テン・リングスの伝説』にも登場するようだが、こちらではどんなことを教えてくれるのだろうか。

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Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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