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ティモシー・シャラメ来日、『ウォンカ』プレミアで日本ファン熱狂【写真88枚】

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

数名が天に召されるような黄色い悲鳴が、六本木の夜空に響き渡った。映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパン・プレミアのため、ティモシー・シャラメヒュー・グラントほか、ポール・キング(監督)、デイビッド・ヘイマン(プロデューサー)、アレクサンドラ・ダビーシャー(プロデューサー)が来日。六本木ヒルズアリーナに特設された「マジカル・チョコレート・ナイト」に登場した。(写真88枚)

シャラメはライトパープルのエナメル・ジャンプスーツで登場。グラントはスーツで姿を見せた。会場では、「ティミー!」「ティモシー!」「ヒュー!」という悲鳴が飛び交った。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

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映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

一同はカーペットでのファンサービスを終えてステージに登壇すると、まずシャラメが「来てくれてありがとうございます。後ろの方の人たちも!」と会場後方を指差し、「東京に来れて嬉しいです。(日本語で)ありがとう」と爽やかにコメント。グラントは「日本の皆さんはいつでも素敵です」と笑顔。シャラメを指さして「この映画を気に入ってくれたら嬉しいです。彼が素晴らしいから」と主演を紹介。シャラメのほうも「あなたもね」と返し、「♪ウンパ、ルンパ」と歌った。

キング監督も「今夜はお集まりいただきありがとうございます。本作を上映してお披露目するのは、ここが初めてなんです」と紹介。ヘイマンは「今夜は寒いけれど、ここに来られて嬉しいです。最初のスクリーニングを日本でやれるなんて最高です」と挨拶し、「今夜は寒いですが、この映画を観ればきっと暖まりますよ」と続けた。ダビーシャーは日本は今回が初めてだといい、「この作品を皆さんと分かち合えることが嬉しいです」と笑顔で語った。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

日本での滞在はいかがですか?と尋ねられたシャラメは「Oh, man! Amazing!」とご機嫌。「映画のためじゃなく、普通にまた戻ってきたい。最高です」と、本当に日本が気に入っている様子を見せた。

グラントも「ここに戻って来れるのはいつも嬉しいです。いつだって楽しい。楽しすぎるくらいです。楽しみすぎてちゃんと話せず、記者の方をガッカリさせてしまうこともある」と笑い話。「今回は妻と来ています。妻はザルのようにお酒を飲むんです」。

本作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で、グラントは小さな体の紳士ウンパルンパを演じている。「どのようなことを気を付けて演じた?」との質問には、「うーん……、えっと」としばらく考えた後、「私も、いまだに自分がどうやってウンパルンパを演じたのか、技術的によくわからないんです」と困った顔。「すごく難しくて、ややこしくて、ウザったさもあるくらい。でも、完成した映画を見ると、どうやらうまくいったようです。カメラ用のひどいヘルメットを被って撮影したことを覚えています」と振り返った。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は「夢を見ることから全てが始まる」というメッセージを持つことにちなみ、日本で夢を追いかけている人へのアドバイスを求めらると、シャラメは「僕なんかがアドバイスができる立場じゃないんだけど」と断りながら、「ポール・キングが、若きウォンカ夢を追う素晴らしい脚本を書いてくださいました。もしも10歳か12歳当時の、ジョニー・デップ版の『チャーリーとチョコレート工場』を観ていた僕が、将来自分はウィリー・ウォンカ役として東京に行って、ヒュー・グラントの隣に立つことになるよと言われたら、きっと信じられないと思います」としみじみ語る。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

キング監督は本作の見どころについて、「どんな人でも楽しんでもらえるように作りました」と紹介。「今日は5歳の娘も一緒に来ているんですが、彼女のような子どもから、105歳まで、誰でも楽しめると思います」と説明し、家族や友人たちと一緒に楽しんでほしいとアピールした。

ヘイマンは本作のテーマを「分かち合うこと」と続け、映画の体験を劇場で見知らぬ人々や友人と分かち合うことの醍醐味を熱弁。ダビーシャーは本作のテーマについて、「喜び、温もり、ユーモア、チョコレート、歌とダンス」と紹介。「とても笑えるし、とても泣ける映画で、クリスマスにぴったりです」。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

ステージでは、吹替キャストとして花村想太(ウィリー・ウォンカ役)とセントチヒロ・チッチ(ヌードル役)がゲスト登場。二人からチョコレートの香りがするチョコレート・コスモスの花束が贈呈されると、シャラメとグラントは花束に顔を埋めて香りを堪能。吹替キャスト二人の印象を聞かれたシャラメは、「すごい!」と興奮し、「ちょっと来てよ」と自ら二人のもとに歩み寄り、それぞれにハグをプレゼント。「声優の仕事って本当にすごいんです」と労った。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

イベントの最後にシャラメは「来てくれてありがとう!後ろの人たちも、そっちの人たちも!」と会場の隅々まで指差し、「12月8日公開です。映画を楽しんで!」と弾ける笑顔を見せた。

映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真 映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』ジャパンプレミア 撮影写真

『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は2023年12月8日より公開。撮り下ろし写真ギャラリーは次のページ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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