『ウォンカとチョコレート工場のはじまり2』脚本が作業中 ─ 「次は世界旅行をさせたい」と監督

ティモシー・シャラメ主演、若き日のウィリー・ウォンカを描いたファンタジー映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(2023)の続編企画が前進しているようだ。監督を務めたポール・キングが英HeyUGuysの動画インタビューにて明かしている。
ロアルド・ダールの小説『チョコレート工場の秘密』に基づく本作は、1971年のジーン・ワイルダー版と2005年のジョニー・デップ版から独立したウィリー・ウォンカの物語を描き、全世界興行収入6億3,400万ドルの大ヒットを記録。以前、シャラメは続編について「語られるべき物語があるなら」と続投の意欲を示し、キングとワーナー・ブラザースも続編の可能性を認めていた。
原案を務めた『パディントン』シリーズ第3作『パディントン・イン・ペルー(原題)』のロンドンでのワールド・プレミアに登場したキングは、『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』続編について、「まだ初期段階です。(脚本の)草稿が半分くらいできたところ」と答えた。
「私たちの気に入る物語ができましたし、ウォンカを連れていきたいところもわかっています。次はちょっと世界旅行をさせようかと思っているんですよ。おそらく、これが今お話しできる唯一の情報ですね。だけど願わくば、ちょっとマイレージを貯めようかなと。」
『パディントン』シリーズが第1作・第2作の舞台であるロンドンを飛び出し、最新作でパディントンの故郷ペルーを旅するように、ウィリー・ウォンカも新たな地へ飛び立つとしたら面白い展開となりそうだ。キングからの情報はごく限られたものだったが、ウンパルンパ役のヒュー・グラントをはじめ、オリヴィア・コールマンやサリー・ホーキンスら名優たちに再演の意志があるかも気になるところだ。
なお、シャラメはボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2025年2月28日に公開されるほか、ジョシュ・サフディ監督によるA24作品『Marty Supreme(原題)』が製作中で、『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズの第3作も計画されている。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』続編が実現するのはしばらく先かもしれないが、キングたち製作陣がすでに手綱を握っているのは何よりも嬉しい知らせだ。
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Source: HeyUGuys