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『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』ジェイソン・ステイサム、続編にガイ・リッチー監督を推薦 ─ 『ロック・ストック~』思い出す撮影、「大笑いした」

ワイルド・スピード/スーパーコンボ
©UNIVERSAL PICTURES

『ワイルド・スピード』シリーズの最新作『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は、おなじみヴィン・ディーゼル主演のメインシリーズとは趣も作風も異なる新機軸のアクション映画だ。なにしろ主演を務めるのは、ルーク・ホブス役のドウェイン・ジョンソンと、デッカード・ショウ役のジェイソン・ステイサムという“筋肉コンビ”である。

めでたく劇場公開を迎えた本作だが、ホブス&ショウの活躍を描く続編が製作されることはあるのだろうか? 英Yahoo! Moviesの取材にて、ロバート・ダウニー・Jr.版『シャーロック・ホームズ』シリーズや『コードネームU.N.C.L.E.』(2015)を手がけたガイ・リッチー監督の就任を推した。

リッチーならやってくれるでしょう。(『ワイルド・スピード』に)彼らしさを与えてくれると思います。素晴らしい才能の監督で、すごく効率的で、時間を無駄にしたりしない。彼自身が格闘家で、毎日のように戦っていますから、アクションのことも理解していますしね。きちんと成功させ、まさに限界を超えられる人ですよ。」

ワイルド・スピード/スーパーコンボ
©UNIVERSAL PICTURES

こう語るのは、ステイサム自身がリッチー監督の作品を幾度も経験しているからだ。『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(1998)『スナッチ』(2000)など、リッチー監督のキャリアを支えた代表作にはステイサムの存在があった。『スーパーコンボ』の撮影は、20年前に『ロック・ストック~』を撮影した当時を思い出すものだったという。

「楽しかった撮影の話といえば、その話になりますね。当時、集まっていたことが信じられないようなヤツらを(リッチーは)集めていたんです。毎日が祭りでしたよ。(『スーパーコンボ』では)撮影現場に行っては大笑いしてました。映画づくりが楽しいと、真面目にならなくていいし、退屈せずに済みますね。真面目になりすぎちゃう人たちを見ると悲しくなるんです。だって、結局はただの映画を作ってるだけでしょ?」

そんなことを述べながらも、ステイサムは本作に十分な手ごたえを感じているようだ。

「デッカード・ショウは最高の役だし、反応してくれるファンがたくさんいる。今回、僕たちは彼の世界を見てみようとしたんです。これは(ヴィン主演の)シリーズではできないこと。とても多くのキャラクターがいて、描かなきゃいけないストーリーもたくさんありますから、ショウやホブスにしっかり焦点を当てることはできない。だから、そこに2時間かけたんです。ようやく、二人のことをしっかりと理解することができました。」

ワイルド・スピード/スーパーコンボ
©UNIVERSAL PICTURES

なおステイサムいわく、『スーパーコンボ』の続編が作られるかどうかは「わかりません、僕のユニバースじゃないので」とのこと。本作を監督したのは『アトミック・ブロンド』(2017)や『デッドプール2』(2018)を手がけたアクションの気鋭デヴィッド・リーチだが、もしも次回作が作られるなら、ステイサムの推すガイ・リッチーもまた適任の一人だろう。なにせリッチー監督は、男性のバディを情熱的に描くのが得意中の得意なのである…!

映画『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』は2019年8月2日(金)より全国公開中。

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』公式サイト:https://wildspeed-official.jp/

Source: Yahoo!

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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