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『ワンダーウーマン』米国興行収入、2017年夏公開映画のトップに ― 『美女と野獣』に次いで国内第2位のヒット

ワンダーウーマン
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

DCエクステンデッド・ユニバース作品『ワンダーウーマン』が、ついに2017年夏に米国で公開されている作品のトップに躍り出た。2017年5月5日に米国で公開された『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』の記録をついに破ったのである。

ハリウッド夏の陣は“最強の女性ヒーロー”が制す

7月23日(現地時間)、『ワンダーウーマン』の米国興行収入は3億8,900万ドル(推定)を突破。一方の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』は同日時点で3億8,700万ドル(推定)と、現時点では200万ドル上回る成績となった。『ガーディアンズ~』は公開80日目、『ワンダーウーマン』は公開52日目の数字であるから、いかに本作が驚くべきペースで観客を集めたかがよくわかるというものだ。

また『ワンダーウーマン』は、この時点で2017年公開作品のうち『美女と野獣』の5億400万ドルに次ぐ2番目のヒット作となっている。もはや“この夏を制した”どころではなく、これから公開される映画がどこまで『ワンダーウーマン』に迫れるのか、そして『ワンダーウーマン』は国内第2位の座を年末まで死守できるのか、という状況である。

もっとも本作は、劇場公開された週末には1億300万ドルという興行成績を示しており、ここまでの大ヒットが実現するとはほとんど予想されていなかった。ヒットの後押しとなったのは、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」で92%フレッシュを記録した高評価、そして女性からの高い支持だったとみられる。なお本作は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)の記録を破り、すでにDCエクステンデッド・ユニバース史上最大のヒット作となっている。

製作・配給を担当したワーナー・ブラザース社は、7月19~23日(現地時間)に開催された「サンディエゴ・コミコン2017」にて『ワンダーウーマン』続編の製作を正式に発表。ちなみに同社はクリストファー・ノーラン監督作品『ダンケルク』の公開をもって国内総収入10億突破を見込んでおり、これが実現すれば17年連続の記録達成となるようだ。

映画『ワンダーウーマン』は2017年8月25日より全国ロードショー

Source: http://variety.com/2017/film/box-office/wonder-woman-box-office-summer-1202504002/
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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