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快進撃!『ワンダーウーマン』米国収入が『デッドプール』を上回る ― 『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』超えも確実

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)作品『ワンダーウーマン』の快進撃が、いよいよおなじみのヒーローたちまで迫っている。アメリカ国内での興行成績が『デッドプール』(2016)の記録を上回り、いよいよ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にまで迫ろうとしているのだ。

『ワンダーウーマン』は2017年6月末の時点で、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を抜いて米国内ではDCEU最大のヒット作となっていた。最強の女性ヒーローによる快進撃はいつまで続くのだろうか……?

Boxoffice Mojoの調べによると、2017年7月9日(現地時間)の時点で『ワンダーウーマン』の興行収入は米国で3億6,800万ドルを突破している。『デッドプール』は約3億6,300万ドルだったため、すでに500万ドルの差をつけながら走り続けている状況だ。
R指定作品にして3億6,300万ドルもの興行収入を記録した『デッドプール』にも改めて驚かされるが、オープニング記録で1億ドルを下回るとすら予想されていた『ワンダーウーマン』の大ヒットは完全に予想外だろう。

[2017年7月11日13:50追記]
『デッドプール』米国公式Twitterは、『ワンダーウーマン』のヒットに祝福のメッセージを贈っている。かたや20世紀フォックス社、かたやワーナー・ブラザース、配給会社という「壁」をデッドプールは超えてしまったのだ……。

なお『ワンダーウーマン』の勢いは、2017年5月に登場したマーベル・シネマティック・ユニバース作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』にも迫っている
7月9日の時点で『リミックス』は米国公開9週目、興行収入は約3億8,500万ドルである。これに対して『ワンダーウーマン』は公開5週目、しかも成績の勢いは『リミックス』5週目当時よりも良い……というわけで、すでに『リミックス』超えは確実、4億ドルの大台も十分射程に入っている状況なのだ。

ちなみに『リミックス』の記録を突破すると、『ワンダーウーマン』は2017年で『美女と野獣』に次いで米国で2番目ヒットした作品ということになる(2017年7月11日現在)。その後ろを『スパイダーマン:ホームカミング』が追いかけ始めているが、“親愛なる隣人”はどんな戦いぶりを見せるのだろうか?

映画『ワンダーウーマン』は2017年8月25日全国ロードショー
もはや日本では、最後に登場する“真打ち”のような風格すら漂わせ始めているような……。

 

Sources: http://www.cbr.com/wonder-woman-passes-deadpools-domestic-total-at-box-office/
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=wonderwoman.htm
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=deadpool2016.htm
http://www.boxofficemojo.com/movies/?page=weekly&id=marvel17a.htm
Eyecatch Image: https://www.amazon.co.jp/dp/B072M856GW/

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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