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『ワンダーウーマン』続編でダイアナは「崇高かつ成熟した」ヒーローに!監督が構想を語る

ワンダーウーマン
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

映画『ワンダーウーマン』の続編は、世界中の観客に受け入れられ、そして愛された“ダイアナ・プリンスの成長譚”から大きな変化を遂げることになりそうだ。続編への再登板が有力視されているパティ・ジェンキンス監督が構想の一部を明かしている。

ダイアナ・プリンス、ヒーローとしての今後は

映画『ワンダーウーマン』は、2017年6月にアメリカで公開されるや興行・批評の両面できわめてすぐれた成果を達成した。大ヒットの一方で批評家からそっぽを向かれる傾向にあったDCエクステンデッド・ユニバースを“救った”という声すらあるほどだ。
いまや世界興収8億ドルを突破した本作は、『スパイダーマン』(2002)を超えてヒーロー映画の第1作としては最大のヒット作となった。映画批評サイトRotten Tomatoesでも92%フレッシュ(2017年9月1日現在)という高評価を獲得している。

むろんワーナー・ブラザース/DCコミックスは、こうした結果を受けて続編の製作にすぐさまゴーサインを出した。2019年12月13日に米国公開予定の続編には、パティ・ジェンキンス監督が続投する方向で交渉がまとまりつつあるという。しかしその以前から、ジェンキンス監督はDC幹部のジェフ・ジョンズ氏と続編の構想を練っていたようだ。

世界中の観客を驚かせ、そして感動させた『ワンダーウーマン』の続編で、監督はどんなことを企んでいるのだろうか? アメリカのテレビ番組エンターテインメント・トゥナイトは、そのアイデアの一部を聞き出すことに成功している。

「『ワンダーウーマン』の製作で最も素晴らしかったのは、私たちの大好きなワンダーウーマンをみんなで作り上げたということですよ。でも彼女は、映画の最後まで(本当の意味では)完成しないんですけどね。
(次回作で)一番楽しみなのは、まさしくこの世界に解き放たれた彼女を見られること。(コミックの)クラシック・ストーリーを生きているようなね。“これこそがワンダーウーマンです。さて、彼女に何ができるでしょう?”っていう、(1作目とは)まるで違った映画にしなければなりません。けれども崇高かつ成熟したワンダーウーマンですよ。」

『ワンダーウーマン』は、周囲から隔絶した島セミッシラで育った少女が、戦いを知り、人間を知ってヒーローとして目覚めていくストーリーだった。まごうことなき“オリジン・ストーリー”から、ダイアナ・プリンスはさらなる次元へと羽ばたいていくことになりそうだ。

ちなみにジェンキンス監督は、予想外ですらあった本作の世界的大ヒット、大絶賛に喜びを隠していない。

「(大ヒットは)すばらしいことだし、みんなが望んでいたことですよ。みんなが長い間一生懸命に働いて、あらゆる意味での成功を望んでいました。(興行・批評の)両方で結果を出せたことはすごく幸運だし、とっても嬉しいことです。」

さて、続編でダイアナはどんな活躍を見せるのか、そして製作陣はいかなる高みを見せてくれるのか……。劇場公開まで約2年、今から楽しみに待つことにしよう。

映画『ワンダーウーマン』は2017年8月25日より全国の映画館にて公開中

Source: http://www.etonline.com/patty-jenkins-talks-wonder-woman-sequel-oscar-buzz-and-female-action-films-86209
©Warner Bros. 写真:ゼータ イメージ

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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