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『ワンダーウーマン 1984』は続編にあらず、ガル・ガドットが強調「新しい物語に」

ワンダーウーマン 1984
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC Comics

DC映画『ワンダーウーマン』の続編『ワンダーウーマン 1984』の舞台は、前作で描かれた1910年代後半から約70年後の“1984年”。予告編を観ると作風が異なるようにも感じられるが、主人公ダイアナ・プリンスを演じるガル・ガドット本人も第2作は「全く新しい物語」になることを英Total Filmにて予告している。

そもそも、本作は以前から「独立した物語」として製作チームより強調されてきた。監督を務めるパティ・ジェンキンスも「『ワンダーウーマン』を引き継ぐ作品にすべきで、続編ではない」と考えていたという。こうした第1作からの違いを肌で感じているであろう主演のガドットは、第2作をどう捉えているのだろうか。

「前作のラストで残した物語は描きません。66年も前のことですから。ダイアナは、男の世界(man’s world)に60年以上も1人で暮らし、良いことをして人類に尽くしているんです。それと、この物語は第2作だけのものなんです。つまり、1作目と2作目の両方で唯一共通しているのは、ダイアナ・プリンスとスティーブ・トレバーということ。けどそれよりも、第2作は全く新しい世界です。時代も違いますし、ダイアナも変わって、物語は新しいものになります。」

ガドットが言うように、第2作を「全く新しい物語」たらしめているのは、やはり時代の違いということなのだろう。そして本作の焦点は、前作からのダイアナの変化に当てられていくことになりそうだ。「1作目では、ダイアナのナイーブさが大きく描かれました。けど彼女はもうナイーブではないんです」とガドット。以前も同じ説明をしていたガドットは、ダイアナの見せる変化を改めて強調している。「彼女はもうこの世界に慣れていますし、もっと賢くて成熟している。第2作ではもっとかなり進化したキャラクターに会うことになりますよ」。

ちなみに、本作で初登場となるヴィランのチーター役を演じるクリステン・ウィグも第2作について「続編のようには感じません。全てが違います」と話している。「ポスターから音楽まで、全てです。ポスターなんて明らかに違いますよ」。ダイアナやクリス・パイン演じるスティーブのみならず、もちろんウィグ扮するチーターなど新キャラクターにも注目したいところだ。

『ワンダーウーマン 1984』は、2020年10月2日より米国にて公開予定。

Source: Gamesradar+

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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