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『ワンダーウーマン 1984』ダイアナ・プリンス、テイファニーのボーンカフを着用 ─ 込められた思いとは

ワンダーウーマン 1984
(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

第一次世界大戦を舞台とした前作から打って変わり、1980年代のアメリカが描かれる『ワンダーウーマン 1984』は、多くの点で大きな変貌を遂げている。その1つが、ガル・ガドット演じる主人公ダイアナ・プリンスが身に纏う洋服やアクセサリー、つまりファションにおける変化だ。

第2作でのダイアナは、第1作以降も地球に残り、70年以上を人間界で過ごしてきたという設定。この間、いわば“地球ファッション”を極めたのだろう、本編では場面が変わる度に着る服も変わるほど、ダイアナの様々なファッションが見られる。その中でもとりわけ目を引くのが、ホワイトドレスに全身を包んだダイアナの手首に光り輝くティファニーのボーンカフだ。

実はこのボーンカフには、ファッションという文脈を超えて、最強の女性ヒーロー“ワンダーウーマン”でもあるダイアナの存在を象徴する想いが込められているという。主演のガドットは、1970年代に生み出されたティファニーのボーンカフについて、「エルサ・ペレッティの伝説的なボーンカフがずっと大好きでした」と米Tiffanyに語りながら、「強さと華やかさの象徴」と述べているのだ。

ガドットによれば、このボーンカフのチョイスは監督のパティ・ジェンキンスによるものだという。「パティ・ジェンキンスが、ダイアナ・プリンスに(ボーンカフを)着用させることを決めた時、キャラクターの強さに敬意を示す上で、完璧な装飾品だと思いました」とガドットは語っている。

Tiffanyの公式サイトを確認すると、数種類ある取り揃えの中でダイアナが手首にはめているのは、18金のイエローゴールドだ。ダイアナは、“ヘスティアの縄”や本作で初登場するゴールド・アーマーなど、ワンダーウーマンを象徴する色である“ゴールド”を日常から身に着けているということで、スーパーヒーローとしての“強さ”を自身のファッションにも反映させているのだろう。

ちなみに、ガドットは第1作『ワンダーウーマン』が公開された2017年度に開催された第90回アカデミー賞授賞式でもティファニーを着用。この時は約19カラットのダイヤモンドが埋め込まれたネックレスをかけている。

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映画『ワンダーウーマン 1984』は2020年12月18日(金)より全国公開中。

Source: Tiffany

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。