『X-MEN』マグニートーがヘルメットでテレパシーを防いでいる設定、映画スタッフの思いつきだった

「『X-MEN』でマグニートーがかぶっているヘルメットには、プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアのテレパシーを防ぐ能力がある」。いまやおなじみとなったこの設定は、なんと映画『X-MEN』(2000)のスタッフの単なる思いつきだったという。
衝撃の事実を明かしたのは、『X-MEN』と『X-MEN2』(2003)で脚本を執筆したデヴィッド・ヘイターだ。とあるファンの「マグニートーのヘルメットがテレパシーを遮断するという設定が、映画版まで存在しなかったなんて……」という投稿に対し、この設定が生まれた理由をつづったのである。
「この設定が生まれたきっかけは、あるとき監督(ブライアン・シンガー)が、“どうしてエグゼビアはマグニートーを眠らせたりできないの?”と言ったことだった。その答えを誰も知らなかった。だからヘルメットの能力だということにしたんだ。」
This happened because the director said one day, “Why couldn’t Xavier just make Magneto go to sleep or something?”
No one had an answer.
So we decided it was the helmet.#XMen https://t.co/6Ggq3EURPR
— David Hayter (@DavidBHayter) January 17, 2024
この設定はのちにコミックに持ち込まれ、すっかり主流の設定となった。映画以前のコミックでは、マグニートーの強靭な精神がテレパシーを跳ね返すことができる、あるいはテレパシーを妨害する磁場をつくり出すことができると説明されていたのである。もしもブライアン・シンガー監督が設定を気にしていなければ、今もこの設定は存在しなかったかもしれない。
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