マーベル、新『X-MEN』製作開始 ─ 『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』後の新世界で中心的存在に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)版『X-MEN』がいよいよ製作に入った。監督を務めるジェイク・シュライアーが英Empire Magazineにて報告した。
旧20世紀フォックスで展開した『X-MEN』が、マーベル・スタジオのMCUに本格登場する。『サンダーボルツ*』(2025)で悩みを抱えたヒーローたちの群像劇を描いたシュライアーが、ミュータントたちを新たに映像化する。
「何も言えないわけですが、でも」と、シュライアーは進捗を明かしている。「『X-MEN』の作業を開始しました。もちろん、すごくすごく楽しみです」。
『X-MEN』は登場人物も多く、差別問題など社会性をはらんだテーマも持つ複雑な題材。シュライアー監督は、初めての大作映画となった『サンダーボルツ*』での経験を活かす構えだ。
「『サンダーボルツ*』をやるまで知らなかったことがたくさんあります。最大の学びは、アクションシーンと、感情的でキャラクター主体のシーンとのバランスの取り方でした。撮影期間が僕にとってそれまでで1番長かったということもありますが、それでもアクションの撮影であっという間に期間が過ぎてしまう。最後の方になると、“やり方が少しわかってきたぞ”と実感しました。」
現時点で公開時期は不明だが、2027年の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』後の新世界で中心的存在になるという。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギによれば、新X-MENは「人と違うと感じ、どこか馴染めない若者たち」を描くコンセプトを尊重。登場キャラクターやキャストはまだ明かされていない。
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Source:Empire Magazine