『X-MEN』のMCU合流、『デッドプール&ウルヴァリン』で「全てが始まる」 ─ マーベル社長が予告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新作『デッドプール&ウルヴァリン』がついに封切りを迎えた。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、本作がMCUにおけるX-MENのはじまりを告げる作品になることを予告している。
『デッドプール&ウルヴァリン』では、20世紀フォックスで製作された『デッドプール』シリーズがMCUに合流を果たす。これに加え、同じく20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズからヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンも参戦。さらに予告編では、『X-MEN』シリーズに登場した炎を操るミュータントのパイロが姿を見せるなど、ミュータントたちのMCU本格参戦もすでに片足を突っ込んだ状態とも言える。
しかし、MCUを統率するケヴィン・ファイギによれば、本作における『X-MEN』の合流は「ただの始まりに過ぎない」のだという。現地時間7月23日、米ニューヨークで開催された本作のワールドプレミアの場で、このように予告している。
「ミュータントが来るというのはこれまでも言ってきました。全てはこの映画で始まります。何が起ころうとしているのか、そしてついにミュータントがMCUに到着するんだということを皆さんに観て知ってもらうのが待ちきれません。」
ファイギは2019年、「サンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego 2019)」の場で『X-MEN』のMCU合流を宣言した。当時からの5年間、「ミズ・マーベル」(2021)や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)『マーベルズ』(2023)といった作品でミュータントの存在が描かれてきたが、ついに『デッドプール&ウルヴァリン』が彼らの本格的な幕開けを告げることになる。
水面下では『X-MEN』単独映画も進行中。企画については多くが謎に包まれているが、『デッドプール&ウルヴァリン』を機に注目度が一気に高まることになるだろう。
映画『デッドプール&ウルヴァリン』は絶賛公開中。
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Source: Marvel Entertainment