『X-MEN:ダーク・フェニックス』ジェシカ・チャステイン、マーベルと再タッグを希望 ─ またもやヴィラン役に興味

20世紀FOX製作によるマーベル映画『X-MEN:ダーク・フェニックス』(2019)で、“謎の女”ことヴィランのヴーグ役を演じたジェシカ・チャステインが、マーベルと再タッグを組み、またもや悪役を演じたいと意欲を見せている。
米Comicbook.comのインタビューに応じたチャステインが、「今後もマーベルのプロジェクトに取り組むことに興味はありますか?」と訊かれ、ファンにとって嬉しい答えを返している。
「正直なところヴィランの方が面白いので、コミックブックのヒーローよりはヴィランを演じる方が楽しいと思います。すでにコミックで確立されているヴィランにも、原作で誕生していない新しいヴィランにもなりたいです。それから、長期契約を結ぶ必要のないヴィランがいいですね。私は1回限りを好むタイプなので、悪さをするキャラクターを演じて消えられたら最高です。」
マーベル作品で再びヴィランを演じたいが、長期契約で縛られるキャラクターは避けたいと“理想の状況”を語ったチャステイン。20世紀FOXがディズニーに買収された後、X-MENやファンタスティック・フォーのキャラクターが、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に登場することが期待されている。また、日本公開中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でマルチバースが開き、別シリーズのヴィランたちもカムバックしているため、理論上、MCUでヴーグの復活は可能だと言えるが、今回のチャステインの発言から察するところ、再び同じヴィランを演じることに関心はなさそうだ。
とはいえ、ジェンマ・チャンのように、MCU映画(『キャプテン・マーベル』と『エターナルズ』)で2役を演じる俳優も存在しているため、将来的にチャステインがMCU作品に登場することを期待したい。
その前に、チャステインが出演するスパイ・アクション映画『355』が、2022年2月4日に日本公開される。チャステインはCIAのメイス役を演じ、『X-MEN:ダーク・フェニックス』に負けないアクションシーンを見せてくれそうだ。
Source:Comicbook.com