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ドニー・イェン、『ジョン・ウィック』スピンオフに意欲 ─ ユニバース拡大、実現なるか

ジョン・ウィック:コンセクエンス
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香港でキャリアをスタートし、今や世界を代表するアクションスターのドニー・イェンはシリーズ初登場となる『ジョン・ウィック:コンセクエンス』を非常に楽しんだようだ。本作のスピンオフへの意欲を米Varietyのインタビューにて語っている。

2014年公開の第1作『ジョン・ウィック』からスケールやアクションを作品ごとにパワーアップさせ、世界中にファンを広げてきた『ジョン・ウィック』シリーズ。最新作にして最高傑作との呼び声高い『コンセクエンス』の見どころは、やはり類を見ないほどのアクションシーンのようだ。数々の新キャストの中でもドニー扮する主席連合の暗殺者ケインは、別格の存在感であると各所で絶賛されている。

現在も香港に居を構え、コンスタントに香港映画で活躍を続けながらもハリウッド作品にも出演するドニーは「ケインを中心にした『ジョン・ウィック』のスピンオフ作品を作りたいです」と本シリーズへの新たな展望をコメント。「キアヌはとてもいい奴なんです。ただもうマーシャルアーツを愛していて、常に自分の経験を共有もしてくれましたね。中国で仕事をして、どれほど楽しんだかって」と、主演のキアヌへのリスペクトの意も示している。

『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフといえば、アナ・デ・アルマスが主演を務める『バレリーナ(原題:Ballerina『バレリーナ(原題:Ballerina)』が2024年春または夏にの米国公開日を予定している。『ジョン・ウィック パラベラム』(2019)に初登場したバレリーナを主人公に、家族を殺し屋に奪われた若い女性が、復讐のため殺し屋へと変貌していく物語は、本シリーズとは別物であることが明かされているが、ファン必見の一作となるだろう。また、前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」も2023年9月に米国での配信が決定しており、ユニバース拡大の一途をたどっていることから、ケインのスピンオフ作品実現にも期待が募る。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』では、ジョン・ウィックが自らの懸賞金の額がますます高くなる中、ニューヨークやパリ、日本、ベルリンなどを股にかけて主席連合への戦いに挑む。出演者にはキアヌ・リーブスのほか、バワリー・キング役のローレンス・フィッシュバーン、シャロン役のランス・レディック、ウィンストン役のイアン・マクシェーンが続投。新キャストとして清水役で真田広之、ケイン役でドニー・イェン、グラモン侯爵役でビル・スカルスガルドが参戦。『密航者』(2021)のシャミア・アンダーソン、日本出身で歌手のリナ・サワヤマ、『ドクター・ストレンジ』(2016)のスコット・アドキンス、『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986)のクランシー・ブラウンも加わる。

『ジョン・ウィック:コンセクエンス』は2023年9月、日本公開。

Source:Variety

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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