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ザック・スナイダー、DC映画『ワンダーウーマン2』にプロデューサーとして続投へ

WONDER WOMAN AND ALL RELATED CHARACTERS AND ELEMENTS ARE TRADEMARKS OF AND (c) DC COMICS. (c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

『マン・オブ・スティール』(2013)や『バットマン vs スーパーマン』(2016)などを手がけ、DC映画ユニバースの礎を築いた映画監督ザック・スナイダーが、映画『ワンダーウーマン2(仮題)』にプロデューサーとして続投していることがわかった。

ザック・スナイダー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28487603362/

これは、ザック監督が愛用するSNS「VERO」にて本人が明かしたもの。あるファンから「今でも『ワンダーウーマン2』のプロデューサーなんですか?」と問われると、「はい、そうですよ(Oh, yes)」と応じたのである。
2017年に公開された前作『ワンダーウーマン』は、DC映画としてかつてないスマッシュヒットを記録。女性主人公のヒーロー映画、女性監督の作品として歴史に残る興行収入を示してみせた。この作品でザックはプロデューサーを務めたほか、脚本作業にも携わったという。

しかしながら、ザックが『ワンダーウーマン2』に実際どれほど貢献しているのかはわからない。なぜなら『ジャスティス・リーグ』(2017)を製作中に降板してから(ザック自身の意志によるものかは判然としない)、ザックは同作の完成版を観てすらいない可能性を示唆しているのである。2018年6月1日現在、ザックが今後のDC映画で監督を務める予定もない。
『ワンダーウーマン2』で製作の主導権を握っているのはプロデューサーも兼任しているパティ・ジェンキンス監督であり、ザックは企画初期に携わったのちクレジットのみ残っているという可能性も否定できないだろう。

ちなみにザックの監督としての次回作は、アイン・ランド著『水源』(ビジネス社刊)を映画化する『The Fountainhead(原題)』。「創作のプロセスや、なにかを生み出すとはどういうことかが描かれている」という物語をザックが現在のビジョンでどう切り取るか、今から楽しみな一作だ。

映画『ワンダーウーマン2(仮題)』は2019年11月1日に米国公開予定
ワンダーウーマン役にはもちろんガル・ガドットが続投するほか、ヴィランのチーター役で『ゴーストバスターズ』(2016)のクリステン・ウィグ、重要な役柄で『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)のペドロ・パスカルが出演する。

Source: Comicbook.com
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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