『スパイダーマン』MJ役ゼンデイヤ、作品知らずにオーディション受けていた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)出演を皮切りに映画業界での活躍も見せるようになった女優ゼンデイヤ。いわば現在に至るまでのハリウッドでの活躍を切り開いた作品が『ホームカミング』と言えるだろう。
そんなゼンデイヤ、“何の作品をどの役で演じているのか”を知らずに、出世作である『ホームカミング』のオーディションを受けていたのだという。自ら明かしている。
『スパイダーマン』シリーズでゼンデイヤが演じているのは、クールで知的な女子高生MJことミシェル・ジョーンズ。米GQの企画に登場したゼンデイヤは、「『スパイダーマン』の脚本を読んでいるということは知らないはずだった」と、同作のオーディション時を振り返っている。「けどエージェントが優秀だったので…」と続けるゼンデイヤは、後にそのオーディションが『スパイダーマン』の映画であることを知ったという。その一方で「何役かは知りませんでした」ともゼンデイヤは話す。
「『スパイダーマン』に出てくる女の子くらいに思っていました。何のキャラクターで、どういうキャラクターになるのかも本当に知りませんでしたね。」
ゼンデイヤが自身が『ホームカミング』で受けている役をようやく知れたのが、スクリーンテストの直前。「どのキャラクターなのかを明かす許可が下りたみたいで、その中にMJがいたことを知りました」。この時、ゼンデイヤは、「最高にクールじゃん」と思ったという。
ちなみにゼンデイヤの他にも、役柄を知らずに『ホームカミング』のオーディションを受けていた出演者がいる。同作のヒロイン、リズを演じたローラ・ハリアーだ。この時、ハリアーはMJ役のオーディションを受けていると思っていたのだそう。「ゼンデイヤが起用されると知って、“役を得られなかったんだ”と思いました」とハリアー。しかし、結局これは勘違いだったようで、見事ヒロインとして抜擢されている。
Source: GQ,CinemaBlend