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『ワイルド・スピード/EURO MISSION』で去ったジゼルの復帰、ファンが行動起こせば「何でもあり得る」とハン役

ガル・ガドット
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35401982293/ Remixed by THE RIVER

『ワイスピ』第6作『ワイルド・スピード/EURO MISSION』(2013)でシリーズを一度離れ、最新作『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』で復活を遂げるハン。再登場に至るまでには、ハンの復活を強く望むファンの存在があった。

『EURO MISSION』で同じくシリーズを去ったキャラクターといえば、ガル・ガドットが演じたジゼルもそうだ。劇中ではジゼルと恋仲にあったハンを演じるサン・カンは、飛行機から落下しながら最期が描かれなかった彼女についても、復活が可能であると考えているようだ。

ブラジルのメディアCinePOPより、「ハンが戻るのであれば、ジゼルの復活も可能なのでは」と尋ねられたサンは、「このフランチャイズでは、何でもあり得ますよ」と前向きに答えている。サンの場合、ハンを殺した張本人デッカード・ショウがファミリー入りを果たしたことに異を唱えたファンが、ハッシュタグ「JusticeForHan(ハンに正義を)」を掲げた署名活動を実施したことで、復活が叶った。一方で、ジゼルが去って8年経つが、ファンによる動きは特に見られていない。

ここでサンは、自分のケースを踏まえた上で、あるアイデアを提案。いわく「もしハッシュタグ“#BringbackGisele(ジゼルをもう一度)”を始めたら、とても可能性があるのではないか」というのだ。たしかに近年、ファンコミュニティによる声は制作側にとって重要な存在となりつつある。ハン復活のケースのほか直近では、DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)の劇場公開版が、途中まで監督を務めて降板したザック・スナイダー監督の構想と大きく異なることを知ったファンが「#ReleaseTheSnyderCut(スナイダーカットを公開して)」のハッシュタグを用いて署名活動を展開。見事、懸命な活動が実を結び、2021年3月に公開された。

もっとも、『ワイルド・スピード』シリーズは2022年1月より、完結2部作となる『ワイルド・スピード』第10&11作撮影が連続で実施されることが決まっている。仮にもサンが提案したような署名活動を行うのであれば、早急な行動が求められそうだ。また、サンは「彼女は今、忙しいですからね」とガドットのスケジュールを懸念してもいる。「彼女は世界を救っているんです」と話しているように、ガドットは『ワンダー・ウーマン』第3作の製作を進めているのだ。

『ワイスピ』を離れてから、ガドットは『ワンダー・ウーマン』シリーズを通してハリウッドでの確固たる地位を確立した。『ワンダー・ウーマン』第3作のほかにも、出演作は続々と控えているため、やはりスケジュールの都合は大きな懸念ポイントになりそうだ。

ちなみに2020年12月、ジゼル復活について訊かれたガドットは「死体は見られていませんけどね」と発言していた。再登場については「全く分からない」とも話していたが、それにしても意味深なコメントである。

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Source: CinePOP

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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