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『007』第25作、『トレインスポッティング』チームが脚本を執筆中?2種類の脚本候補が存在か

ダニエル・クレイグ
Photo by www.GlynLowe.com https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906

2018年2月20日(米国時間)、映画『007』シリーズの第25作(タイトル未定)の監督として、『トレインスポッティング』(1996)や『スラムドッグ$ミリオネア』(2008)などのダニー・ボイルが有力視されていると伝えられた。いわく、ボイル監督が『007』シリーズを手がけるMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)社の候補者リストに入ったようなのだが、このたび、そんな“なんともいえない”内容を補完するさらなるスクープが届いている。

Deadline誌によれば、ボイル監督は『トレインスポッティング』や『T2 トレインスポッティング』(2017)でタッグを組んだ脚本家ジョン・ホッジと共同で、『007』第25作の脚本作業に入っているというのだ。

『007』第25作、脚本候補が2種類?

ボイル監督と『007』の縁は、2012年に開催されたロンドン・オリンピックにまで遡る。開会式典を演出したボイル監督は、自身の手がけた短編映像“Happy & Glorious”にてダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドを登場させ、エリザベス2世女王本人と共演させているのだ。映像の中でボンドとともにヘリコプターで移動したエリザベス2世女王は、パラシュートで上空から降り立ったかのような演出で式典に登場。当時の様子はYouTubeにて現在も見ることができる。

Deadline誌によれば、実はこの映像を製作するさなか、ボイル監督の中にはジェームズ・ボンド映画の具体的なアイデアが生まれていたという。シリーズをプロデュースするバーバラ・ブロッコリ&マイケル・G・ウィルソンの後押しによって、ボイル監督は脚本家のホッジを巻き込んで、水面下で脚本作業を始動させるに至ったそうだ。現在二人が執筆しているという脚本は、完成までにあと数ヶ月を要するという。

しかしながら『007』第25作には、以前よりプロデューサー陣が主導する脚本が存在するとみられる。執筆したのは、『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以来の全作品に携わっているニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド。プロデューサー陣は、ボイル監督&ホッジによる脚本と、かねてより温めていた脚本を比較して、どちらを第25作に選ぶか決めるというのだ。すなわち、新脚本が気に入られればボイル監督が晴れて次回作に就任することになり、そうでなければ、以前からの脚本で新監督が選ばれるということか……。

一点だけご留意いただきたいのは、本情報はDeadlineの報じた“業界の内幕”的スクープであり、これが確たる真実とは言い切れないということだ。ただし、ボイル監督&ホッジによる脚本がどうなるにせよ、あるいはまったく別の情報が飛び出してくるにせよ、ひとまず次なる情報までは数ヶ月待たねばならないのかもしれない。

なお、『007』第25作を手がける監督の候補者には、これまで『ベルファスト71』(2014)のヤン・ドマンジュ、『最後の追跡』(2016)のデヴィッド・マッケンジー、『ブレードランナー 2049』(2017)のドゥニ・ヴィルヌーヴが挙げられていた

映画『007』第25作(タイトル未定)は2019年11月8日米国公開予定

Source: http://deadline.com/2018/02/james-bond-danny-boyle-john-hodge-daniel-craig-bond-25-queen-elizabeth-ii-mgm-trainspotting-1202298157/
Eyecatch Image: Photo by www.GlynLowe.com https://www.flickr.com/photos/glynlowe/22549225906

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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