マーベル映画、今後の4作品は「みんな違ってみんなユニーク」 ― 『マイティ・ソー バトルロイヤル』から『アントマン』続編まで

2017年秋から2018年夏までに登場するマーベル・シネマティック・ユニバース作品は、どれも個性豊かで鮮やかな魅力をもった作品になりそうだ。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が米Comicbook.comに語った。

その皮切りとなるのは、2017年11月3日公開の『マイティ・ソー バトルロイヤル』である。
本作は、これまでインディペンデント映画の世界でユーモアセンスと独特のストーリーテリングを発揮してきたタイカ・ワイティティ監督が、その作家性を全面に活かして手がける初めての大作映画となる。『ゴーストバスターズ』(2016)でコメディセンスをいよいよ爆発させたクリス・ヘムズワースとのタッグ、豪華スター俳優が即興演技に挑んだという衝撃の演出方法も楽しみにしよう。

ファイギ社長が発言したのは、この『マイティ・ソー バトルロイヤル』のワールドプレミア・イベントのレッドカーペットだった。

これからの作品は、どれも大きく異なる、非常にユニークな作品ですよ。『マイティ・ソー バトルロイヤル』、『ブラックパンサー』、そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、『アントマン&ワスプ(原題:Ant-Man and the Wasp)』です。どれも製作は終わりへと近づいていますね。これら4本の作品は明らかに異なり、独特で、みなさんにお見せするのが楽しみなんですよ。」

みんな違ってみんなユニーク、個性鮮やかな4作品

2018年3月1日公開『ブラックパンサー』予告編を見てみると、社長の言葉ははっきりと理解できるだろう。チャドウィック・ボーズマン扮するティ・チャラ/ブラックパンサーによる初めての単独映画は、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバース作品のいずれとも異なるダークな雰囲気をまとっている。監督は『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)など、冷静沈着かつエネルギッシュな人間ドラマを得意とする新鋭ライアン・クーグラーだ。

つづく『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)は、2008年『アイアンマン』から始まった一連の物語を終局へと向かわせる大きな一歩である。過去に登場したキャラクターが一堂に集結し、『アベンジャーズ』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』がクロスオーバーする、闇の帝王サノスを相手取っての一大決戦の全貌は謎に包まれたままだ。
これまでの『アベンジャーズ』シリーズは“お祭り映画”としての側面が強かったが、本作でメガホンを取るのは『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で賑やかさとシビアな展開を思い切って両立させたアンソニー&ジョー・ルッソとあって、ただでは済ませてもらえない雰囲気だ……。ファンに待望されすぎている予告編の解禁時期も大きな話題となっている。

「さっさと『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編をよこせ!」対マーベルのハイテンション要求動画が話題に

そして『アントマン&ワスプ』(2018年7月6日米国公開/日本公開時期未定)は、これまた謎に包まれた作品ながら、コメディタッチの強盗映画にして直球の家族劇だった前作をアップデートする一本になりそうだ。目玉はエヴァンジェリン・リリー扮する新ヒーロー、ワスプの初登場と、彼女の消えた母親をミシェル・ファイファーが演じること。マイケル・ダグラス演じるハンク・ピムとの共演も楽しみだ。

なんといっても驚くべきは、マーベル・スタジオがこうした作品群を半年も間の空かないペースで連続公開することだろう。『アントマン&ワスプ』のあとは2019年3月全米公開の『キャプテン・マーベル』なので、ファンもいったん小休止を許されるが、それまではきっと息つく間もないほどのハイペースで物語を追いかけることになるはずだ。しかもその合間には、過去作品のソフト化も行われていくわけである。

映画『マイティ・ソー バトルロイヤル』は2017年11月3日より全国ロードショー。個性豊かな4作品が次々に押し寄せる、幸せであわただしい約9ヶ月がもうすぐ幕を開けようとしている。いや、正確に言えば、その幕はずいぶん以前から開いている気もする……。

Source: http://comicbook.com/marvel/2017/10/11/marvel-cinematic-universe-kevin-feige-unique-different/
Eyecatch Image: Dimka.aman ( https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Comics_.jpg )

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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