【結果発表】2024年、THE RIVER読者が最も期待する映画は『オッペンハイマー』 ─ ランキング上位10作をご紹介

2024年、最も期待できそうな映画はどの作品だろうか。THE RIVERでは、2024年に公開が予定されている劇場公開&ストリーミング配信作品を含めた計65作を対象に、一番期待される映画のNo. 1を決めるアンケートを実施した。
その結果、234名の読者からご回答いただいた上、作品への熱いコメントがたくさん寄せられた。本記事では、上位10作の映画をランキング形式でご紹介。2023年に負けないくらい豊富な洋画タイトルへの期待を高めてもらいたい。
※投票期間:2024年1月5日(金)〜1月14日(日)
投票数:234人
投票方法:オンライン。1人3作に投票。1投票1ポイント換算にて集計。
9位『マダム・ウェブ』(同率)

10位は『マダム・ウェブ』。『スパイダーマン』シリーズのソニー・ピクチャーズが『ヴェノム』『モービウス』に続いて放つ、マーベル映画史上初の本格ミステリー・サスペンスだ。
主人公のマダム・ウェブ役は『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』シリーズや『サスペリア』(2018)のダコタ・ジョンソン。共演には、「ユーフォリア/EUPHORIA」(2019-)のシドニー・スウィーニー、『トランスフォーマー/最後の騎士王』(2017)のイザベラ・メルセード、『なんちゃって家族』(2013)エマ・ロバーツ、『ゴーストバスターズ/アフターライフ』(2021)のセレステ・オコナーといった注目の女性キャストが結集した。監督には「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」の S・J・クラークソンが起用されている。2月23日、日本公開。
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9位『ボーはおそれている』(同率)

9位は『ボーはおそれている』。『ヘレディタリー/継承』(2018)『ミッドサマー』(2019)のアリ・アスター監督と、『ジョーカー』(2019)『ナポレオン』(2023)のホアキン・フェニックスがタッグを組んだホラー・コメディ。
ホアキン・フェニックス演じる中年の男ボーの幻覚的な冒険物語。怪死した“ママ”の元に駆けつけるだけのはずだったボーの帰省が、壮大な旅に変貌していく。本国アメリカでは2023年4月に公開されており、衝撃的な内容から賛否両論を呼んだ。
フェニックスのほか、共演には『パーティーガール』(1995)のパーカー・ポージー、『ゴーン・ベイビー・ゴーン』(2007)のエイミー・ライアン、『マウス・ハント』(1997)のネイサン・レインらが名を連ねた。2月16日、日本公開。
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8位『ゴジラxコング 新たなる帝国』

8位は『ゴジラxコング 新たなる帝国』。2021年公開『ゴジラvsコング』に続く、「モンスター・ヴァース」プロジェクトシリーズ第4弾だ。前作では正面衝突したゴジラとコングがなんと本作では手を組み、新たな敵に立ち向かう。
本作のヴィランは、スカーキングと呼ばれる怪獣。『ゴジラvsコング』から続投するアダム・ウィンガード監督は、スカーキングを「ある意味では人間の脅威そのものに最も近い、人間の恐ろしさをタイタン(怪獣)に重ね合わせたような存在」と予告している。「モンスター・ヴァース」初のドラマ「モナーク レガシー・オブ・モンスターズ」(2023)を経て開幕する新たな物語に期待が高まる。
出演者には、『ゴジラ vs コング』からモナークの人類言語学者アイリーン・アンドリューズ役のレベッカ・ホール、バーニー・ヘイズ役のブライアン・タイリー・ヘンリー、少女ジア役のカイリー・ホットルが続投。新たに『美女と野獣』(2017)のダン・スティーヴンス、『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(2022)のアレックス・ファーンズ、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のファラ・チェンが加わった。4月26日、日本公開。
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7位『Venom 3(原題)』

7位は『Venom 3』。『マダム・ウェブ』同様、ソニー・ピクチャーズの『スパイダーマン』ユニバースに属する人気作品だ。
本作はハリウッドのストライキ終了後に撮影が再開。主演を続投するトム・ハーディは撮影現場で撮ったと思われる写真をInstagramに投稿していたほか、製作陣に向けて「『ヴェノム1』からここまでの全ての素晴らしいキャストとクルーみんなに感謝の意を表したい。良き友であり、ファミリーだ」と感謝のメッセージを綴っていた。
前作『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)では、ウディ・ハレルソン演じるカーネイジとの激闘が描かれたが、第3作の物語については不明。他の『スパイダーマン』シリーズ作品との相関性も気になるところ。11月8日、米国公開。
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6位『哀れなるものたち』

6位は『哀れなるものたち』。『女王陛下のお気に入り』(2018)のヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンが再びタッグを組んだ注目の1作だ。
原作はスコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医の手によって奇跡的に蘇生することから始まる物語だ。蘇ったベラは “世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンの誘いに乗り、壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。貪欲に世界を吸収していくベラは平等と自由を知り、時代の偏見から解き放たれていくのだった……。
主人公ベラを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』(2016)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『女王陛下のお気に入り』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたエマ・ストーン。プロデューサーも兼任している。また、天才外科医のゴッドウィン・バクスター役で名優ウィレム・デフォー、ベラを誘惑し大陸横断の旅に連れ出すダンカン役で『アベンジャーズ』シリーズのハルク役で知られるマーク・ラファロが出演している。
本国アメリカでは2023年12月に一足早く公開。批評家たちからは絶賛され、2023年度の賞レースを『オッペンハイマー』と共に牽引している。直近ではゴールデングローブ賞で主演女優賞や作品賞(ともにミュージカル・コメディ部門)を受賞。3月に開催されるアカデミー賞授賞式での結果にも期待がかかる。1月26日、日本公開。
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