「スパイダーマン、覚悟しておけ」『クレイヴン・ザ・ハンター』アーロン・テイラー=ジョンソンが宣戦布告

『スパイダーマン』シリーズの新作スピンオフ映画『クレイヴン・ザ・ハンター』に、原作コミックでスパイダーマンの宿敵として知られるクレイヴン・ザ・ハンター/セルゲイ・クラヴィノフ役で主演するアーロン・テイラー=ジョンソンが、早くもスパイダーマンに宣戦布告している。
先日公開された初予告編では、素手で猛獣を倒せるほどの身体能力と五感を得たセルゲイが最強のハンター、クレイヴン・ザ・ハンターとして覚醒する。母親を死に至らしめた父親ニコライが世界にもたらした「悪を始末する」ため、次々と獲物を仕留めていくクレイヴンの狂気が暴走してゆく──。
既報によると本作のログラインでは、「マーベルの最も象徴的なヴィランが、どのように、なぜ誕生したのかを描く直感的な物語」で、「スパイダーマンへの悪名高い復讐の前が舞台」と紹介されており、本作以降にはスパイダーマンとのクロスオーバーにも期待ができそうだ。予告編では、クレイヴンがクモの大群に囲まれるシーンもフィーチャーされており、スパイダーマンとの戦いに繋がることを暗示しているとも考えられる。
本作でクレイヴンがスパイダーマンと実際に対決するのかどうかは不明だが、テイラー=ジョンソンは自身のInstagramのストーリーでシェアした予告編に、「Spider-Man…, I’m coming for you.(スパイダーマン……、覚悟しておけよ)」とキャプションを加えて投稿。早くもスパイダーマンと一戦を交える気満々のようだ。
キャスト陣はテイラー=ジョンソンと並び、ニコライ役で『グラディエーター』(2000)などの名優ラッセル・クロウ、ヒロインのカリプソ役で『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)のアリアナ・デボーズ、カメレオン/ドミトリ・スメルダコフ役で「パム&トミー」(2022)のフレッド・ヘッキンジャー、武闘派の暗殺者ザ・フォーリナー役で『ポゼッサー』(2022)のクリストファー・アボットが出演する。
監督は『トリプル・フロンティア』(2019)のJ・C・チャンダー。脚本は『イコライザー』シリーズのリチャード・ウェンク、『アンチャーテッド』(2022)のアート・マーカム&マット・ハロウェイが執筆した。
映画『クレイヴン・ザ・ハンター(原題)』は2023年秋、日本公開予定。
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Source:Comicbook.com