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『エージェント・カーター』主演ヘイリー・アトウェル、ドラマ打ち切りを惜しむ ― 「マーベルも終わらせたがっていなかった」

ヘイリー・アトウェル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19549755360/

映画『キャプテン・アメリカ/ファースト・アベンジャー』(2011)のヒロイン、ペギー・カーターを主人公としたスタイリッシュ・アクションドラマ『エージェント・カーター』(2015-2016)。
米ABC局による同作は、批評家や視聴者から高い評価を得ながらも、視聴率が伸び悩んだことを理由にシーズン2をもって打ち切りが発表されていた。これについて主演女優のヘイリー・アトウェルは、米AV Clubのインタビューで改めてドラマの終了を惜しみ、ABC局の判断に疑問の声を上げている。

「テレビ局が(『エージェント・カーター』を)打ち切りにして、メインストリーム(編注:より広い層に訴求する作品)に私を出そうとしているのは残念ですよね。マーベルは(『エージェント・カーター』を)終わらせたがっていなかったんですよ。インターネット上では復活を望む声が多く挙がっています。彼女はファンに愛されてましたからね。
これはただテレビ局の経済的な事情だと思います。“ヘイリー・アトウェルを、ジャンル作品ではなくメインストリームの作品に出演させて、高視聴率をとれるか試してみよう”みたいな。これって、あいにく役者としては自分のコントロールできる範疇を超えたことなんですよね。」

『エージェント・カーター』は、第二次世界大戦後のアメリカを舞台に、男性優位の社会で時に苦悩しつつも、あるミッションに命がけで挑むペギー・カーターの活躍を描くドラマ。トニー・スターク/アイアンマンの父親ハワード・スタークや、アイアンマンをサポートする人工知能J.A.R.V.I.Sに影響を与えた人物エドウィン・ジャービスも登場する。

同作の打ち切りを惜しむファンは多く、オンラインでは『エージェント・カーター』をNetflixで継続してほしいという嘆願書への署名運動が起きた。またマーベル内部にも同作のファンは多く、テレビ部門の重鎮ジェフ・ローブは『エージェント・カーター』をぜひ復活させたいと過去のインタビューで明かしている

ただし、テレビドラマでの復活は叶わないとしても望みはある。アトウェルは2017年8月にマーベル・スタジオ幹部であるルイス・デスポジート氏を訪問しており、同年Instagramにモーション・キャプチャー用の黒いドットが描かれた自撮り写真をアップしている。これらの動きから、ファンの間ではマーベル・シネマティック・ユニバースの映画作品にペギー・カーターが再登場する可能性が噂されているのだ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、2018年4月27日より全国ロードショー。続く『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は、2019年4月26日(金)米国公開予定だ。さて、いずれかの作品にペギー・カーターは姿を見せるだろうか……?

Sources: AV Club, CBR, TV Line
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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まだいEriko

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