実写映画『アラジン』キャスト、吹替声優まとめ ─ アラジン、ジャスミン、ジーニーやジャファーを演じたのは

ヌーマン・アチャル(ハキーム役)
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1974年、トルコ出身のトルコ系ドイツ人。幼少期をトルコの小さな村で過ごした後、家族でドイツへ移住した。学生時代は土木工学を専攻するも、役者を志すようになる。俳優デビューは2003年のテレビ映画『Fast perfekt verlobt(原題)』。その後、数々の長編・短編映画に出演を重ね、ハリウッドにも進出。『グレートウォール』(2016)『THE PROMISE/君への誓い』(2016)『ホース・ソルジャー』(2018)など、いくつかのハリウッド作品を経た後に『アラジン』に出演した。その後はマーベル映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)でサミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリーの下で働くエージェント、ディミトリを演じ、更なる注目を浴びた。俳優業のかたわら、2007年にはドイツやトルコ作品を中心に手がける制作会社Acar Entertainmentを創設している。
吹替版声優 宮内敦士
1969年、埼玉県出身。俳優としてキャリアをスタートし、大河ドラマ「北条時宗」(2001)「武蔵 MUSASHI」(2003)「義経」(2005)などで経験を積む。その後もドラマ・舞台を中心に活動を継続。声優としては『スター・トレック』シリーズのカール・アーバンや、『アメリカン・ハッスル』(2013)『フォードvsフェラーリ』(2019)などのクリスチャン・ベール、『エンド・オブ』シリーズのジェラルド・バトラーらの吹替を担当。アニメ作品では「ONE PIECE」「名探偵コナン」「ルパン三世 イタリアン・ゲーム」などに参加している。
ナヴィド・ネガーバン(サルタン役)
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1968年、イラン出身。8歳の頃に劇場への興味を持ち始める。20歳でイランを出て、トルコ、ドイツと拠点を変えながら現地の劇団に身を置いた。アメリカに移住したのは1993年。「ザ・シールド ルール無用の警察バッジ」(2002-2008)「LOST」(2004-2010)「24 -TWENTY FOUR-」(2001-2010)などのドラマ作品で経験を積みながらアメリカでの活動の幅を広げた。映画作品では、『アメリカン・スナイパー』(2014)『山猫は眠らない6 裏切りの銃撃』(2016)『アメリカン・アサシン』(2017)『ホース・ソルジャー』などに出演。その後、『アラジン』でサルタン役を演じた。
吹替版声優 菅生隆之
1952年千葉県出身の俳優、声優、ナレーター。舞台俳優としてキャリアを始める。初舞台は蜷川幸雄演出の『ハムレット』。その後、継続的にドラマに出演する一方で、アニメ・洋画吹替で声優としても活動を開始。ジャン・レノとトミー・リー・ジョーンズの吹替を多く担当している。ほか、アル・パチーノやジャンカルロ・ジャンニーニ、アレック・ボールドウィン、エド・ハリスらの吹替も務める。アニメ作品の代表作は「宇宙戦艦ヤマト2199」や「NARUTO」初代火影・千手柱間役、「東京喰種トーキョーグール」など。
ビリー・マグヌッセン(アンダース王子)

1985年、アメリカ・ニューヨーク出身。『ブラッドナイト』(2009)にて長編映画に初出演した。以降、『トゥエルヴ』(2010)『マジック・マネー』(2012)『ザ・イースト』(2013)などの小規模な作品を経た後、『イントゥ・ザ・ウッズ』(2014)や『ブリッジ・オブ・スパイ』(2015)、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』(2015)など錚々たる作品への出演を重ねている。今後の作品としては、『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』が待機中。『アラジン』で演じたアンダース王子のスピンオフ作品も計画されているところだ。
なお、マグネッセンはテレビドラマや映画だけでなく、ブロードウェイでも活躍する俳優。舞台『Vanya and Sonia and Masha and Spike』では、トニー賞の演劇助演男優賞に候補入りを果たしていた。