『ブラック・ウィドウ』アレクセイのピチピチスーツ、ほんとにキツキツで脱げなくなっていた

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ブラック・ウィドウ』で、ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの“父”として初登場したアレクセイ。かつてロシアがキャプテン・アメリカに対抗して生み出したスーパーソルジャーのひとりで、劇中では若き日に着用したレッド・ガーディアンのスーツを苦労して着込むシーンがある。
今では年を重ねて、すっかりポッチャリ体型になってしまったアレクセイが、パッツンパッツンの身体になんとかスーツを収めようと苦労する一幕だ。スリラー要素の大きい『ブラック・ウィドウ』の中でも、これは肩の力を抜いて笑えるシーンとなった。
実はこのシーン、演じたデヴィッド・ハーバーもキツキツスーツにマジで苦戦していたらしい。マーベル・スタジオが開催した『ブラック・ウィドウ』ウォッチパーティーの中で、米公式アカウントが笑える舞台裏を明かしている。
During the shooting of Alexei (@DavidKHarbour) getting changed into his Red Guardian suit, there was one take where he actually got stuck inside the suit and had to call for help to get out. The shot even made it into the movie. #BlackWidowWatchParty pic.twitter.com/F5HGvu9yuy
— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 20, 2021
「アレクセイ(デヴィッド・ハーバー)がレッド・ガーディアンのスーツに着替えるところの撮影で、彼が本当にスーツが脱げなくなって、助けを呼ぶハメになったテイクがありました。そのショットは、実際の本編にも使われています。」
つまり『ブラック・ウィドウ』劇中で、アレクセイがバスルームでうめき声をあげながら必死で着込んでいた苦労は、ほとんど演技ではなく本物だったということだ。アレクセイがその後「ピッタリだ」とドヤっていたのも、なんだか余計に笑えてくる。
ちなみにデヴィッド・ハーバー、過去にはこのポッチャリ体型ではヒーローのスーツが着れなそう、不健康そうという理由で、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』(2009)のオーディションに落ちたことがある。