『エイリアン』最新作、過去作とは「全く違うものになる」と出演者が予告 ─ 「素晴らしい解釈」で展開へ
『エイリアン』(1979)と『エイリアン2』(1986)の間で展開されるという『エイリアン』シリーズ最新作『エイリアン:ロムルス(原題)』。時系列的に歴代作品に挟まれた本作ではオリジナルのテイストが受け継がれるものかと思いきや、全く違う新たな解釈で展開されるようだ。
『エイリアン:ロムルス』は「過去作との繋がりを持たない独立した作品」として製作されており、若者たちの物語にフォーカスが当てられる。メインキャストを務めるデヴィッド・ヨンソンも撮影現場で本作の特異性を肌で感じたのだろう、「こんなことを言ってもいいのか分かりませんが、これまでとは全く違うものになります」と米MovieWebで予告している。
1993年生まれのヨンソンにとって、『エイリアン』初期2作は「少し前の世代」の作品。最新作は、当時の観客に与えた「深みや衝撃」とは異なる「素晴らしい解釈」で展開されると約束した。
「ご一緒できるなんて信じられないです」とヨンソンが語る相手は、それぞれ監督と製作を務めるフェド・アルバレスとリドリー・スコット。アルバレス監督は以前、リドリー・スコットから本作を「メチャクチャ最高だ」と絶賛されたと明かしていた。オリジナル版の監督をも感心させる『エイリアン:ロムルス』、期待せずにはいられない。
主演を務めるのは、『パシフィック・リム:アップライジング』(2018)や『プリシラ』(2023)のケイリー・スピーニー。ヨンソンはスピーニーとの仕事を振り返り、「ただただ素晴らしい俳優です」と語っている。ほか共演には、『マダム・ウェブ』(2024)のイザベラ・メルセード、「暗黒と神秘の骨」(2021-)のアーチー・ルノー、『aftersun/アフターサン』(2022、日2023)のスパイク・ファーンら若手キャストが名を連ねる。
『Alien: Romulus(原題)』は2024年8月16日米国公開予定。
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Source:MovieWeb