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『アリータ』続編企画が前進か ─ 「すべて順調」とプロデューサー

アリータ:バトル・エンジェル
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2019年の公開直後よりファンの間で強く望まれている、『アリータ:バトル・エンジェル』の続編企画になんらかの変化があったのかもしれない。プロデューサーのジョン・ランドーが現在の状況を明かした。

『アリータ』は、木城ゆき原作のコミック『銃夢』をハリウッドで初めて実写映画化した作品。地球と火星連邦共和国(URM)の間で繰り広げられた没落戦争(ザ・フォール)から300年後の未来を舞台に、人間としての感情に目覚めたサイボーグの少女アリータが、最強の戦士として世界の命運に立ち向かっていく。

このたび、ランドーは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)に関する米ScreenRantの取材に登場。『アリータ』続編について「取り組んでいる」「ロバート(・ロドリゲス監督)とローサ(・サラザール、アリータ役)とは話をしていますし、すべて順調です」と報告した。

もともと本作はファンのみならず製作陣も続行の意欲を示しており、2022年12月には、ロドリゲス監督と脚本・製作のジェームズ・キャメロンが対談企画の中で「続編作ろう!」「いいですね!」と盛り上がり、同じくランドーも「実現できたらよいのですが」とコメントしていた。

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の公開を経た今、ランドーは『アバター』シリーズと『アリータ』の関係を語っている。

「『アバター』から学んだことは、ヒューマノイドのようなキャラクターに感情移入させるため、どれだけ顔のニュアンスや繊細さを持たせることが出来るかという点でした。『アバター』での仕事がなければ、『アリータ』は実現していなかったでしょう。また『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』も、『アリータ』での経験がなければああいう作品にはならなかったでしょうし、今度はその経験を『アリータ』に返そうとしているのです。

『アリータ』と『アバター』シリーズの両方にキャメロン&ランドーが参加しているゆえだろう、サイボーグであるアリータの顔や身体の動きには『アバター』の技術が投入され、両作は強固な繋がりを持っているようだ。『アバター』シリーズは第3作が進行中だが、現在は『アリータ』続編の実現に向けた会話がにわかに活発になっているものとみられる。順調に計画が進み、続編が実現することを期待しよう。

Source: ScreenRant

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。