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『アリータ』続編準備、キャメロン監督が認める ─ 複数作品の展開にも期待?

アリータ:バトル・エンジェル
(C)2019 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.

2019年の公開直後より、ファンの間で強く望まれている『アリータ:バトル・エンジェル』。その続編企画について、ロバート・ロドリゲス監督が「確実に前進している」と嬉しい言葉を発していたが、プロデューサーのジェームズ・キャメロンも続編の実現をほのめかしている。

Forbesとのインタビューで、キャメロンが所有するカリフォルニア州サンタバーバラにあるホリスターランチの売却に話が及んだ際、まず監督は妻スージー・エイミスとの間に誕生した3人の子どもたちが巣立ったことを理由に挙げ、こうコメントした。「『アバター』は、(ニュージーランドの)ウェリントンとロサンゼルスで仕事をするし、新しい『アリータ:バトル・エンジェル』の映画たちはオースティンでの仕事になるから、ホリスターランチを所有する意味がないんです」。

話の流れでポロっと出てしまった情報だが、その発言によると、すでに『アリータ:バトル・エンジェル』続編の製作地が決まっていると考えられそう。しかも、キャメロンは「films」と複数形で言及していることから、もしかしたら2本以上の映画が計画されているのかもしれない?

『アリータ』は、木城ゆき原作のコミック『銃夢』をハリウッドで初めて実写映画化した作品。地球と火星連邦共和国(URM)の間で繰り広げられた没落戦争(ザ・フォール)から300年後の未来を舞台に、人間としての感情に目覚めたサイボーグの少女アリータが、最強の戦士として世界の命運に立ち向かっていく。

以前にプロデューサーのジョン・ランドーも、ロドリゲス監督やアリータ役のローサ・サラザールと話し合いをしていると認め、キャメロン&ランドーがタッグを組んでいる『アバター』シリーズで活用した技術を、『アリータ』続編にも投入したいと意欲を伺わせていた。

なお、キャメロンは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)に続き、『アバター』を5作目まで製作する予定。第3作が2025年12月19日、第4作が2029年12月21日、第5作が2031年12月19日に米国公開となっている。また監督は、SFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズ新作の脚本に着手していることも明かしていた。

これから準備が本格化していくかもしれない『アリータ:バトル・エンジェル』続編に復帰するキャストなど、新情報に注視しておきたい。

Source:Forbes

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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