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「キャシアン・アンドー」シーズン2、物語は「シーズン1の1年後」から ─ いよいよK-2SOも登場へ

キャシアン・アンドー
(C)2022 Lucasfilm Ltd.

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)の前日譚ドラマ、「キャシアン・アンドー」シーズン2の物語が、シーズン1の1年後から始まることがわかった。クリエイターのトニー・ギルロイが米Deadlineなどで語った。

以前から明かされていたように、シーズン2はシーズン1と同じく全12話構成。シーズン1の最終話『リックス通り』の1年後から始まるため、トニーいわく「丸一年が経過し、いろんなことが起きたところから」物語が再開されるという。

興味深いのはシーズン2の構成だ。3話で1年、12話で計4年の出来事が描かれるのは既報の通りだが、3話を費やしてぴったり1年間の出来事を描くわけではないという。「時には1週間、時には3日、4日とか。そのつど時間が1年飛ぶのです」。キャシアンたちが経験する、1年のうちのごく短い時間をピックアップしながら物語が進むことになる。「最後の3話は『ローグ・ワン』直前の3~4日間くらい。ご存知のように、最後のシーンは『ローグ・ワン』の冒頭に繋がります」

また米Colliderの取材にて、トニーは、シーズン1・2の間で死亡するキャラクターはいないことを認めている。現時点でシーズン2のキャストは発表されていないが、キャシアン・アンドーやモン・モスマ、ソウ・ゲレラはもちろんのこと、ビックス・カリーンやルーセン・レイエル、シリル・カーン、デドラ・ミードといった顔ぶれが揃って復帰することになりそうだ。

ところで、気になるのは『ローグ・ワン』に登場したK-2SOがいつ登場するのかということ。トニーは「シーズン2での大きな責任のひとつだと思っています。もちろん、『ローグ・ワン』に繋げるからには描かないといけない」と予告した。

なお、シーズン2の撮影は2022年11月に始まっており、2023年8月まで継続される予定。配信時期は“2年後”、すなわち2024年になることがトニーによって以前示唆されていた。

脚本にはトニー・ギルロイのほか、弟のダン・ギルロイとボー・ウィリモンが続投し、新たにドラマ版「モスキート・コースト」(2021‐)のトム・ビッセルが参加。エピソード監督は「トップ・オブ・ザ・レイク ~チャイナガール」(2017)のアリエル・クレイマン、『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(2017)のヤヌス・メッツ、『コップ・ムービー』(2021)のアロンソ・ルイスパラシオスが務める

「キャシアン・アンドー」シーズン1はディズニープラスにて配信中。

Sources: Deadline, Collider(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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