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『アントマン』第3作、ハンク・ピム役マイケル・ダグラスの出演が確定 ─ 2021年1月より撮影へ

『アントマン』ハンク・ピム(マイケル・ダグラス)
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータイメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『アントマン』シリーズの第3作(正式タイトル未定)に、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラスが出演することが確定した。米Colliderのインタビューにてダグラス自らが認めた。

『アントマン』(2015)『アントマン&ワスプ』(2018)と、ともに『アベンジャーズ』シリーズの直後に公開され、軽やかなトーンとユニークなストーリーテリングで観客を魅了した『アントマン』シリーズも、来たる新作で3度目となる。ハンク・ピムとして作品を引き締めるダグラスは、同シリーズや『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)に出演した経験を「マーベル・ワールドはほんとに楽しい。大好きです、良い時間を過ごしてます」と振り返った。「(『アントマン』の)3作目は2021年1月はじめから撮り始めるんですよ」

もちろん、これまでの展開を見るにつけ、ハンク・ピムが次回作に登場しないことはおよそありえないだろう。もっとも、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を経た現在、ここからスコット・ラング/アントマンがどんな冒険に乗り出していくのかは分からない。量子世界の可能性は『エンドゲーム』で掘り下げられただけに、ピム博士がどんな開発に着手するのかも気になるところだ。

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先日の報道によれば、『アントマン』第3作には、シリーズ前2作を手がけたペイトン・リードが再び監督に就任。2020年末〜2021年頭ごろに撮影が終えられると伝えられていたが、これは今回のダグラスの証言に一致していない。ともあれ、次回作が2022年ごろの公開になることはおおよそ確かだろう。なお撮影順としては、2021年5月米公開予定『ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス(原題)』、2021年11月米公開予定『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』の撮影が先に行われるとのこと。マハーシャラ・アリ主演『ブレイド(原題)』と並んで、MCUの「フェイズ5」を飾る作品となりそうだ。

ちなみにダグラスは、MCU初のアニメ作品となる「What If…?(原題)」でもハンク・ピム役を演じることが発表されている。ところが、ダグラス本人はこの事実を知らなかった模様。インタビュアーから「ハンク・ピムの声を担当されますよね、楽しみです」と言われるや、「僕が?」と驚きの表情。「聞かされてないですよ、確認しないと」と答えたのだった。

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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