Menu
(0)

Search

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』予告編が米公開

https://www.youtube.com/watch?v=ZlNFpri-Y40

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン』シリーズの第3作となる『アントマン&ワスプ:クアントマニア(原題)』の米国版予告編が公開された。

追記:字幕つき日本版も到着、日米同時公開となることが決定しました

この投稿をInstagramで見る

Marvel Studios(@marvelstudios)がシェアした投稿

『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)ののち、アントマン/スコット・ラングは自伝本を執筆してすっかり人気者になっていた。しかし世間の人気とは裏腹に、スコットと家族の距離は開く一方。成長した娘のキャシーにスコットはどう接していいかわからず、ハンク・ピム&ジャネット・ヴァン・ダイン夫妻、そして愛するワスプ/ホープ・ヴァン・ダインもスコットに冷ややかな視線を向けていた。そんなある日、実験中に事故が起こり、スコットたち一家は全員が量子世界に引きずり込まれてしまう……。

予告編はエルトン・ジョンの「Goodbye Yellow Brick Road」が流れる中、現在の(スパイダーマンと混同されたりもする)スコットの姿から始まる。娘のキャシーとともに開発したらしい機器は、量子世界に信号を送っていた。危険を察知したジャネットが止めるも時すでに遅し、一同は量子世界にダイブすることに。彼らが降り立ったのは、いわば“秘密の宇宙”、まったく異なる文明が発達し、さまざまな種族の人々が暮らす世界だった。そこでジャネットは「今まで言っていなかったことがある」と打ち明ける。

ジャイアント・マンのスーツがほどけ、異形の生物も現れる、そんな目もくらむような量子世界に現れるのは、ヴィランとして登場する征服者カーンだ。「この場所は君が思っているような場所じゃない」と語りかけるカーンは、「君を帰らせてやるし、時間も与えてやろう。ただし、私を手伝ってくれるなら」と告げる。「どうする、アントマン?」

本作ははMCUの“フェイズ5”を開幕する作品となり、主演のポール・ラッドは以前、「フェイズ5は『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』に直接繋がる長いストーリーラインで、本作がその始まりになる」と述べていた。

出演者にはアントマン/スコット・ラング役のポール・ラッド、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役のエヴァンジェリン・リリー、ハンク・ピム役のマイケル・ダグラス、ジャネット・ヴァン・ダイン役のミシェル・ファイファーが続投。娘のキャシー役には『名探偵ピカチュウ』(2019)のキャスリン・ニュートンが新たに起用され、ヴィランの征服者カーン役を『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)『クリード3(原題)』(2023)のジョナサン・メジャースが演じる。

そのほか、前作『アントマン&ワスプ』(2018)や「ワンダヴィジョン」(2021)に登場したジミー・ウー捜査官役のランドール・パークが復帰。『ゴーストバスターズ』シリーズで知られるビル・マーレイも(予告編にも一瞬登場しているが)謎の役どころで出演する。

監督は『アントマン』シリーズを手がけてきたペイトン・リードが続投。脚本は「リック・アンド・モーティ」のジェフ・ラブネスが執筆した。

映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア(原題)』は2023年2月17日に米国公開予定

追記:字幕つき日本版も到着、日米同時公開となることが決定しました

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly