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『アントマン』第3作、脚本作業が始動 ─ 「リック・アンド・モーティ」やコミックで活躍の脚本家を起用

アントマン&ワスプ
(C)Marvel Studios 2018

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ、『アントマン』第3作(タイトル未定)の脚本作業が始動したようだ。新たな脚本家として、アニメ「リック・アンド・モーティ」やテレビ番組などで活躍するジェフ・ラブネスが起用された。米The Hollywood Reporterが報じている。

『アントマン』シリーズは、元泥棒のスコット・ラングが、元S.H.I.E.L.D.のハンク・ピム博士に見出され、文字通り“アリのように”小さくなるアントマンとして冒険を繰り広げる物語。スコットの恋人でピム博士の娘、ホープ・ヴァン・ダインも、ハチのスーツを身にまとったワスプとして活躍する。『アントマン』(2015)と続編『アントマン&ワスプ』(2018)の2作は、MCUでは異色のコメディタッチで支持を獲得し、アントマンは『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)でも存分に魅力を発揮した。

来たるシリーズ第3作に脚本家として就任したジェフ・ラブネスは、「リック・アンド・モーティ」のほか、テレビ番組「ジミー・キンメル・ライブ!」やアカデミー賞&エミー賞の授賞式に作家として参加した経歴を持つ。マーベル・コミックにはライターとしていくつもの作品に参加し、キャプテン・アメリカやスパイダーマン、グルート、ノヴァといった人気キャラクターの物語を描いてきた。さまざまな実績を評価され、『アントマン』第3作への抜擢となったとみられる。

現在、ハリウッドは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で大規模な停止状態にあるが、報道によれば、マーベル・スタジオとジェフはこれに先がけて契約を結んでおり、すでにジェフは執筆に入っているとのこと。マーベル・スタジオは『アントマン』第3作を正式に発表しておらず、公開時期は未定。ただし、MCUのラインナップは2022年夏の『キャプテン・マーベル2(仮題)』まで発表されているため、早くともそれ以降の登場になりそうだ。

『アントマン』第3作には、シリーズ前2作を手がけたペイトン・リード監督が続投。スコット・ラング/アントマン役のポール・ラッド、ホープ・ヴァン・ダイン/ワスプ役のエヴァンジェリン・リリーも再登板するとみられるほか、ハンク・ピム博士役のマイケル・ダグラスは出演を認めている。なお、撮影は2021年1月にも始まるとされていたが、新型コロナウイルスの影響を受け、今後のスケジュールには大きな変動が生じるとみられる。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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