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「エージェント・オブ・シールド」完結、ラストには「誰もが喜べる」 ─ マック役ヘンリー・シモンズ、結末に自信

ヘンリー・シモンズ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/33668970458/ Remixed by THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最長のドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」(2013-)の完結編、第7シーズンの放送が米国にて始まった。“マック”ことアルフォンソ・マッケンジーを演じてきたヘンリー・シモンズは、来たるフィナーレの出来栄えに自信を示している。

この記事には、「エージェント・オブ・シールド」シーズン6のネタバレが含まれています。

エージェント・オブ・シールド
(C) 2016 MARVEL

Colliderのインタビューにて、「長くシーズンを重ねたシリーズほど、結末で全員を満足させるのは難しいものです。ファンが満足する終わり方だと思われますか?」と問われたヘンリーは「ええ、誰もが喜べるものだと思います」と答えた。

「もっと観たいと思ってくださるファンの方はいらっしゃるだろうし、そうなってほしいなと思います。だって、もっと観たいと思わせたまま(シリーズを)終わらせたかったから。終わらせ方に全員が満足してくださるだろう…とは言えません。そうなるとは思わないから。だけど、誰もがしっかりと受け止めてくださる結末だとは思いますよ。」

シーズン2からS.H.I.E.L.D.のメカニックとしてシリーズに登場したマックは、その後どんどん活躍の幅を広げ、アクションにも挑み、ついにはチームのリーダーとして活動するようにもなった。演じるヘンリーも「最初は予想していなかった」という変化だが、「一人の俳優としても大きいことだった」と振り返っている。「走り回ってあれこれやって、指示を受ける側から、指示を出し、シーンを動かし、自分自身よりもチームに重みを与える側になるのは全く違うこと。責任を預けてもらえて本当に光栄だったし、すごく楽しかったです」。

ヘンリー自身は、当初「エージェント・オブ・シールド」についてまったく知らないまま撮影に参加し、登場人物や武器などの設定に圧倒され、あわてて勉強したというエピソードの持ち主だ。そんな彼も、今ではマック役について「これまでで一番気に入っている役柄」だと語っている。「コメディやアクション、ドラマ、幅広いことをたくさんやらせてもらえて、キャラクターも成長しましたしね」。

ちなみに「エージェント・オブ・シールド」シーズン7の撮影は2019年7月に終了しているが、ヘンリーからマック役が抜けていくには少し時間がかかったそう。それゆえ2019年は他の仕事を引き受けず、家族との時間に軸足を置いていたようだ。「父親や夫としての責任を全うし、家族との生活に戻ったら、(役柄が)ずいぶん早く抜けていきましたね」

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」最終シーズン(第7シーズン)は2020年5月27日より米国放送中(全13話構成)。

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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