「エージェント・オブ・シールド」最終シーズン、「エージェント・カーター」とクロスオーバーへ ─ 元軍人ダニエル・スーザがゲスト登場

完結直前にして、いよいよ本格クロスオーバーへ。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最長のドラマシリーズ「エージェント・オブ・シールド」最終シーズン(第7シーズン)に、同じくMCUドラマ「エージェント・カーター」(2015-2016)から、ダニエル・スーザ役のエンヴェア・ジョカイが出演することがわかった。米Entertainment Weeklyが伝えている。
「エージェント・オブ・シールド」はクラーク・グレッグ演じるフィル・コールソンを主人公に、S.H.I.E.L.D.のメンバーがさまざまな事件に挑んでいくシリーズ。かたや「エージェント・カーター」は、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)に登場したペギー・カーターが、1940年代のアメリカで極秘任務に携わるストーリーだ。物語の時間軸が大きく異なるゆえに、同じ米ABC局の製作でありながら、これまでクロスオーバーは実現していなかった。
「エージェント・カーター」に登場したダニエル・スーザは、戦略科学予備軍(S.S.R.)のエージェントであり、戦争で左足を負傷した退役軍人という設定。主人公ペギーに好意を寄せる人物としても描かれた。「エージェント・オブ・シールド」最終シーズンでは、“ゲスト登場”という扱いになるという。
演じるエンヴェア・ジョカイは、ダニエル・スーザを再演することは「考えたこともなかった」といい、驚きのコメントを寄せている。「いつでもまた戻りたいと思ってはいましたが、出演者の誰にもそんな時間はなかったと思います。みんな、次のプロジェクトに移らなければいけないから」。今回は待望のクロスオーバーとあって、スーザはフィル・コールソンとの邂逅を果たす。エンヴェアは「コールソンと共演して気づいたんですが、2人はそっくりなんですよね。思ってもみなかったですが、それがすごく面白いんです」と話した。
ところで気になるのは、スーザがどうやって「エージェント・オブ・シールド」に登場するのかということだ。シーズン6まで見ている方なら、きっと察しがつくかもしれないが……こうなると、さらなるゲスト出演にも期待したくなるのがファン心理というものである。
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」最終シーズン(第7シーズン)は2020年5月27日より米国放送予定。
Source: Entertainment Weekly