Menu
(0)

Search

DC『アクアマン』キャスト、吹替声優まとめ ─ ハリウッドのベテラン集結、『マトリックス4』俳優&「ワンダヴィジョン」ジミー・ウー役も

アクアマン
(C) 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved “TM & cDC Comics”

『死霊館』『インシディアス』シリーズをはじめ、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)などのジェームズ・ワン監督が贈る、DCコミックスによる『アクアマン』(2018)。人類を襲う海底の脅威に立ち向かう最強のスーパーヒーロー、アクアマンの誕生と活躍を描く超大作だ。

怒涛のアドベンチャーとスペクタクルなアクションを、圧巻の映像で世界中を魅了した本作のキャストには、ジェイソン・モモアをはじめ、ウィレム・デフォー、ニコール・キッドマン、ドルフ・ラングレンなどが参加している。本記事では、そんな豪華俳優陣・吹替声優をまとめた。気になる俳優や声優の経歴をチェックしてみよう。

ジェイソン・モモア(アーサー/アクアマン役)

ジェイソン・モモア
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/36070022361/

1979年、アメリカ・ハワイ出身。ドラマ「ベイウォッチ」(1989-2001)でキャリアをスタートさせる。2004年に映画初出演を果たし、『コナン・ザ・バーバリアン』(2011)で主演に抜擢されてその名を世界に轟かせる。世界中から大絶賛されたドラマシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」では、カール・ドロゴ役を演じた。その後、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』をはじめ、『ジャスティス・リーグ』(2017)『アクアマン』(2018)でアクアマン役として起用された。『レゴ® ムービー2』(2019)ではアクアマンの声優を担当。次回作としては、『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021年10月公開)などが待機中だ。

吹替版声優 安元洋貴

ジェイソン・モモアをはじめ、『ジュピター』(2015)チャニング・テイタム、『ヤング・アダルト・ニューヨーク』(2016)アダム・ドライバー、『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』(2020)デヴィッド・オイェロウォなどの海外俳優陣を多数担当している。アニメ作品としては、「ソードアート・オンライン」エギル/アンドリュー・ギルバート・ミルズ役、「ワンパンマン」キング役、「BLEACH」茶渡泰虎役、「DAYS」猪原進役、「ぬらりひょんの孫」青田坊役、「鬼灯の冷徹」鬼灯役など。

アンバー・ハード(メラ役)

『アクアマン』メラ役アンバー・ハード
© THE RIVER

1986年、アメリカ・テキサス出身。17歳で高校を退学した後、アメリカ・ニューヨークでモデルとして活動開始。その後、アメリカ・ロサンゼルスに活動の拠点を移し、女優を目指すことになった。『プライド 栄光への絆』(2004)で映画初出演を果たし、『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』(2005)で主演を飾る。以降、『スモーキング・ハイ』(2008)『ゾンビランド』(2009)『ドライブ・アングリー3D』(2011)『マチェーテ・キルズ』(2013)『ラストミッション』(2014)『マジック・マイクXXL』(2015)『リリーのすべて』(2016)などの話題作に相次いで出演。『ジャスティス・リーグ』(2017)につづき、『アクアマン』でもメラ役を演じた。

吹替版声優 田中理恵

『アクアマン』アンバー・ハードをはじめ、『アントマン&ワスプ』(2018)ハナ・ジョン=カーメン、『カリフォルニア・トレジャー』(2007)エヴァン・レイチェル・ウッド、「ヒューマンズ」(2015-2018)ジェンマ・チャンなどの海外俳優の吹替を担当してきた。アニメ作品としては、「ストライクウィッチーズ」ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ役、「ぐらぶるっ!」ロゼッタ役、「侵略!イカ娘」相沢千鶴役、「働きマン」松方弘子役など。

ウィレム・デフォー(バルコ役)

『永遠の門 ゴッホの見た未来』ジャパンプレミア 舞台挨拶
© THE RIVER

1955年、アメリカ・ウィスコンシン出身。マイケル・チミノ『天国の門』(1981)が映画初出演作となるはずだったが、登場場面が全てカットされたため、キャスリン・ビグロー『ラブレス』(1982)が事実上、最初の映画出演作となる。その後、『ストリート・オブ・ファイヤー』(1984)などを経て、『プラトーン』(1986)でアカデミー助演男優賞に候補入りを果たした。以降、マーティン・スコセッシ『最後の誘惑』(1988)、デヴィッド・リンチ『ワイルド・アット・ハート』(1990)など錚々たる監督の作品に相次いで出演。『シャドウ・オブ・ヴァンパイア』(2000)『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』(2017)でもアカデミー助演男優賞候補となり、『永遠の門 ゴッホの見た未来』(2018)ではヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞、アカデミー主演男優賞に初めてノミネートされた。

その他の代表作には、サム・ライミ『スパイダーマン』シリーズ、テオ・アンゲロプロス『エレニの帰郷』(2008)、ラース・フォン・トリアー『ニンフォマニアック』(2013)、ウェス・アンダーソン『グランド・ブダペスト・ホテル』(2014)、ロバート・エガース『ライトハウス』(2021年7月9日に日本公開)など多数。次回作として、ポール・シュレイダー監督『The Card Counter(原題)』、ギレルモ・デル・トロ監督『Nightmare Alley(原題)』、ロバート・エガース監督『The Northman(原題)』など数多くの注目作を控えている。

吹替版声優 多田野曜平

多田野曜平はウィレム・デフォーをはじめ、クリント・イーストウッドやウディ・ハレルソン、ビル・スカルスガルド、スティーヴ・ブシェミ、アラン・テュディック、アーシフ・マンドヴィ、ウィリー・ガーソン、フランク・オズ(『スターウォーズ』ヨーダ役)を吹替では主に担当している。アニメ作品としては、『ミニオンズ』ケビン役、「リック・アンド・モーティ」(2013-)リック・サンチェス役など。

パトリック・ウィルソン(オーム王役)

パトリック・ウィルソン
Photo by Montclair Film https://www.flickr.com/photos/montclairfilmfest/49585436038/ Remixed by THE RIVER

1973年、アメリカ・ノーウォーク出身。ブロードウェイミュージカルでは、『フル・モンティ』『オクラホマ!』に出演。トニー賞主演男優賞にいずれの作品でも候補入りを果たした。2001年に公開された『My Sister’s Wedding(原題)』で映画デビュー。その後、『オペラ座の怪人』(2004)をはじめ、『ウォッチメン』(2009)や『インシディアス』シリーズ、そして『死霊館』シリーズなどでメインキャスト。そのほかには『アクアマン』や、ドラマ「エンジェルス・イン・アメリカ」(2003)「FARGO/ファーゴ」(2014-)などさまざまなジャンルの作品で活躍中だ。次回作は、『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』(2021年10月1日公開)。現在は、『アクアマン』の続編映画、『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』に参加している。

吹替版声優 中村悠一

吹替としては、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以降、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)においてキャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)の吹き替えを専属しているほか、『ハンガー・ゲーム』シリーズなどのリアム・ヘムズワースを担当。アニメ作品の代表作は、「おおきく振りかぶって」阿部隆也、「CLANNAD」岡崎朋也、『機動戦士ガンダム00』グラハム・エーカー、「マクロスF」早乙女アルト」、 「おそ松さん」松野カラ松、「ワールドトリガー」迅悠一、「曇天に笑う」曇天火、「呪術廻戦」五条悟、「SHAMAN KING」マルコなど錚々たる作品で大役を務めている。

ドルフ・ラングレン(ネレウス王役)

ドルフ・ラングレン
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/7588428950 | Remixed by THE RIVER

1957年、スウェーデン・ストックホルム出身。空手家として世界中の大会で活躍した後、アメリカ・ニューヨークに移り住み、俳優としてのキャリアをスタートさせた。『007/美しき獲物たち』(1985)で映画初出演を果たし、『ロッキー4 炎の友情』(1985)では敵役、イワン・ドラゴを演じてまたたく間に俳優としての地位も確立していく。以降、『マスターズ/超空の覇者』(1987)をはじめ、『パニッシャー』(1989)『ユニバーサル・ソルジャー』(1992)などの話題作に相次いで出演を重ねる。そのほかの代表作には、『エクスペンダブルズ』シリーズ、『アクアマン』『クリード 炎の宿敵』(2018)など。次回作には、フランク・グリロとの共演作『Operation Seawolf(原題)』などが待機中している。

吹替版声優 広瀬彰勇

タイタス・ウェリヴァーをはじめ、『チェンジリング』(2008)マイケル・ケリー、『ロビン・フッド』(2011)マーク・ストロング、『マン・オブ・スティール』(2013)マイケル・シャノン、インヒアレント・ヴァイス(2015)ジョシュ・ブローリン、『ムーラン』(2020)ジェット・リーなどの吹替を担当している。

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世(ブラックマンタ役)

ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 Yahya Abdul-Mateen
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/42867464935/ Remixed by THE RIVER

1986年、アメリカ・ルイジアナ出身。名門カリフォルニア大学バークレー校で建築学を学び、卒業後はシティ・プランナーとしてのキャリアを選んだ。演劇学校にも通っており、舞台俳優としての活動も行っていた。本格デビューは、バズ・ラーマン原案・製作のドラマ「ゲットダウン」(2016-2017)。その後の活躍はフィルモグラフィの通りで、『グレイテスト・ショーマン』(2017)『アス』(2019)『シカゴ7裁判』(2020)「ウォッチメン」(2019)と話題作への出演を重ねた。待機作は、リメイク版『キャンディマン(原題:Candyman)』と『マトリックス4(仮題)』。現在は『アクアマン』の続編映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』の撮影に参加している。

吹替版声優 濱野大輝

『シカゴ7裁判』(2020)でもヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世を担当。ほか『X-MEN: アポカリプス』(2016)エンジェル役のベン・ハーディ、『ミッドサマー』(2020)のウィリアム・ジャクソン・ハーパー、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)ファルコン/サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーの吹替を務めた。アニメ作品では、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」「GODZILLA 怪獣惑星」「ぼくらの7日間戦争」などに参加している。

ニコール・キッドマン(アトランナ女王役)

Nicole Kidman ニコール・キッドマン
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Aquaman_panel_at_the_2018_Comic-Con_International#/media/File:Nicole_Kidman_(43771640501)_(cropped).jpg

1967年、アメリカ・ハワイ出身。オーストラリアとの二重国籍保持者。4歳からバレエを習い始める。10代からテレビ・ミュージックビデオへの出演を重ね、1983年にオーストラリアの犯罪コメディアクション『BMXアドベンチャー』で映画デビューを飾った。1980年代後半に活動拠点をハリウッドに移し、フィリップ・ノイス監督の『デッド・カーム/戦慄の航海』(1988)や『デイズ・オブ・サンダー』(1990)『バットマン フォーエヴァー』(1995)などに出演。1995年の『誘う女』でゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)を受賞した。2001年にはバズ・ラーマン監督『ムーラン・ルージュ』でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされ、2002年に『めぐりあう時間たち』でアカデミー賞同賞を獲得するなど、この時期にハリウッドを代表する女優としての地位を築いた。ほか『アイズ ワイド シャット』(1999)『コールド マウンテン』(2003)『ラビット・ホール』(2010)『パディントン』(2014)『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』(2016)「ビッグ・リトル・ライズ」(2017-2019)『スキャンダル』(2019)など出演作多数。

吹替版声優 沢城みゆき

アニメ作品としては、「ゲゲゲの鬼太郎(第6作)」鬼太郎、「図書館戦争」柴崎麻子、「ストライクウィッチーズ」ペリーヌ・クロステルマン、「夏目友人帳」笹田純役、「君に届け」矢野あやね、「HUNTER×HUNTER」クラピカ、「ルパン三世」峰不二子など名だたる作品にて重要人物の声優を担当している。吹替としては、これまでにニコール・キッドマンをはじめ、エリザベス・バンクスやクロエ・グレース・モレッツ、テッサ・トンプソンの声を当ててきた。

テムエラ・モリソン(トム・カリー/アーサー父役)

Tamuera Morrison タムエラ・モリソン
Photo by US Embassy https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Temuera_Morrison_and_Julian_Dennison_2016.jpg

1960年、ニュージーランド出身。1973年、冒険映画『Rangi’s Catch(原題)』で役者デビューを飾る。その後、1980年代はニュージーランドの作品で活躍を続け、1990年代から『ワンス・ウォリアーズ』(1994)『D.N.A./ドクター・モローの島』(1996)『スピード2』(1997)など、ハリウッド作品に出演するようになる。2002年、『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』のジャンゴ・フェット役で一躍名を知られるようになる。ほか出演作に『グリーン・ランタン』(2011)『モアナと伝説の海』(2016)など。2020年には「マンダロリアン」(2019-)でジャンゴ・フェットのクローン、ボバ・フェットを演じたことで話題に。2021年12月には、ボバ・フェットを主人公とする新作ドラマ「ザ・ブック・オブ・ボバ・フェット」を控えている。

吹替版声優 丸山壮史

吹替では、主にデヴィッド・ハーバーやウー・ジンの声を担当。ほか『トランスフォーマー』シリーズやマーベル・シネマティック・ユニバースに登場するキャラクターの吹替を多数務めている。日本のテレビアニメでは、「宇宙戦艦ヤマト2199」「スナックワールド」「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」などで声を当ててきた。

ルディ・リン(マーク大佐役)

ルディ・リン Ludi Lin
Photo by iDominick https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ludi_Lin_at_Camp_Conival.jpg

1987年、中国出身のカナダ人俳優。英語のほか、北京語・広東語を話す。2009年より短編作品に出演を始め、2012年にテレビ映画『Holiday Spin(原題)』で長編デビューを飾った。2017年に『パワーレンジャー』ブラックレンジャー役に起用され、名を知られるようになる。その後は「ブラック・ミラー」(2019)『アクアマン』などに出演。新作『モータルコンバット』(2021)ではメインキャラクターのひとり、リュウ・カンを演じている。

吹替版声優 中務貴幸

吹替では、『エンド・オブ・キングダム 』(2016)『パディントン2』(2017)『トゥームレイダー ファースト・ミッション』(2018)『ザ・プロム』(2020)などに参加。「Go!プリンセスプリキュア」「ハイキュー!! セカンドシーズン」『天気の子』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』などのテレビ&劇場アニメ作品で声を当ててきた。

ランドール・パーク(スティーブン・シン博士)

この投稿をInstagramで見る

WandaVision(@wandavision)がシェアした投稿

1973年、アメリカ・ロサンゼルス出身。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)在学中にアジア系の劇団に入団した。卒業後は演技の道を志し、2000年初頭からドラマ・映画に出演を重ねる。2010年代に入って名を知られるようになり、「コミ・カレ!!」(2009-2011)『グッド・ドクター 禁断のカルテ』(2011)『憧れのウェディング・ベル』(2012)『ネイバーズ』(2014)『ザ・インタビュー 』(2014)などに出演。2018年に『アントマン&ワスプ』(2018)で元S.H.I.E.L.D.エージェントのFBI捜査官ジミー・ウーを演じ、2021年には「ワンダヴィジョン」で同役を再演した。今後は監督デビューを控え、エイドリアン・トミネによるグラフィック・ノベル『Shortcomings(原題)』の映像化に挑む。

吹替版声優 河本邦弘

『ウォール街』(1987)のマーティン・シーンや『ジャスティス・リーグ』(2017)のホルト・マッキャラニーなど担当。アニメ作品では、「ロックマンエグゼ」「NARUTO -ナルト-」「ケロロ軍曹」「ゆるキャン△」などに参加してきた。ナレーターとしても活躍している。

『アクアマン』キャスト・声優一覧

キャラクター名 キャスト 日本語吹替声優
アーサー/アクアマン ジェイソン・モモア 安元洋貴
メラ アンバー・ハード 田中理恵
バルコ ウィレム・デフォー 多田野曜平
オーム王 パトリック・ウィルソン 中村悠一
ネレウス王 ドルフ・ラングレン 広瀬彰勇
ブラックマンタ ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世 濱野大輝
アトランナ女王 ニコール・キッドマン 沢城みゆき
トム・カリー/アーサー父役 テムエラ・モリソン 丸山壮史
マーク大佐役 ルディ・リン 中務貴幸
スティーブン・シン博士 ランドール・パーク 河本邦弘

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly