『アクアマン』監督&オーム役、ジェームズ・ガンとは「話したことがない」 ─ 監督復帰は「ありえなくはない」

DC映画『アクアマン』シリーズは終了した──。映画2作品を手がけたジェームズ・ワン監督と、オーム役のパトリック・ウィルソンが認めた格好だ。現時点で、ジェームズ・ガン率いる新DCユニバース(DCU)に参加する計画は存在していないという。
『アクアマン』(2018)は旧DC映画ユニバースのヒット作で、続編『アクアマン/失われた王国』(2023)は旧ユニバースの最終作だった。映画のラストシーンは、ウィルソン演じるオームがハンバーガーを食べている場面。ワン監督とウィルソンは、文字通り旧ユニバースを締めくくった2人なのだ。
米ComicBook.comのインタビューにて、ワンとウィルソンは、ともに新DCUを統括するガンとは話をしたことがないと明かしている。ウィルソンに至っては「一度も会ったことがないので、関係性がないんです」というほどの距離感だ。
もっともDCスタジオの共同代表を務めるピーター・サフランは、2人の代表作である『死霊館』シリーズのプロデューサーでもある。最新作『死霊館 最後の儀式』ではウィルソンが主演を、ワン&サフランが製作を務めているのだ。
「彼(ガン)のパートナーであるピーターとは、昔からの知り合いです」とはウィルソンの弁だ。「だから、オームについて話すべきことは話しました。僕は彼(サフラン)のことも、オームのことも大好きです」。同じく、ワンも「ピーターとは表面的なところを少しだけ話しました」と認めている。
旧ユニバースでアクアマン役を演じたジェイソン・モモアは、DCUでロボ役を演じることが決定しており、2026年公開の『スーパーガール』で早くも登場予定。すなわち、ワンもいずれDCUに監督として復帰する可能性はあるはずだ。ワン自身、「わからないけれど、ありえないことではない」と言っている。
「今は監督業を少しだけ休んでいて、メンタルヘルスのために休養を取っているんです。映画を撮るのは、肉体的にも、精神的にも、感情的にも本当に消耗するから。ただし、今はゆっくりと戻りつつあります。正直に言うと、ホラー映画に復帰できればと思っています。」
ちなみに新DCユニバースを統括するガンは、「ピースメイカー」のオフィシャル・ポッドキャストにて「『アクアマン』は(新DCUの)正史ではありません」と断言している。「『スーパーマン』と『ピースメイカー』シーズン2の現時点で、アクアマンがDCUの有名なヒーローということは考えにくい」。
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Source: ComicBook.com, Peacemaker: The Official Podcast with James Gunn