マーベル「アーマー・ウォーズ」の脚本家が決定 ─ 主人公はウォーマシン、ドン・チードル主演作の俊英を抜擢

ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズを主人公とする、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の新作ドラマシリーズ「アーマー・ウォーズ(原題:Armor Wars)」の脚本家(ヘッド・ライター)が決定した。
米The Hollywood Reporterなどの報道によれば、このたび脚本家に就任したのは、スタンダップコメディアンから俳優&脚本家に転身した俊英、ヤシル・レスター。人気ドラマ「GIRLS/ガールズ」のシーズン5・6で脚本を執筆、さらにデクラン役で出演したほか、Disney+オリジナル作品「宇宙人ネッドのトークショー」(2020)でも脚本を担当。多数のプロジェクトに脚本家・俳優として携わっている。
本作の主演を務めるウォーマシン役のドン・チードルとは、チードルの主演ドラマ「ブラック・マンデー(原題:Black Monday)」(2019-)にて俳優として共演。レスターは同作でも脚本・製作を兼任しているため、MCU作品への抜擢はチードルからの信頼がうかがえるところだ。
なお米Deadlineによると、「アーマー・ウォーズ」は企画開発の初期段階にあり、監督はまだ決まっていないとのこと。以前、チードルは2022年内の撮影開始を目指していることを明かしていたが、現在はじっくりと時間をかけてプロジェクトが進められているようだ。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後の世界を舞台とする「アーマー・ウォーズ」では、アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化するという。なお、チードルは「トニーの死が(物語の)ある役割を担う」と明言した上で、本作がウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズを深く掘り下げる内容になることを認めていた。
Sources: The Hollywood Reporter, Deadline