トム・ヒドルストン、『マーベルズ』でMCUデビューの婚約者にアドバイス「マーベルに注いだものは返ってくる」「衣装にトイレ用のチャックがあるか確認」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『キャプテン・マーベル』(2019)の続編となる『マーベルズ』で、クリー人の革命家ダー=ベン役としてヴィランを演じるゾウイ・アシュトンが、婚約者であるトム・ヒドルストンから受け取った貴重な言葉を明かした。
『マイティ・ソー』(2011)でソーの義弟ロキ役でMCUデビューを飾ったヒドルストンは、MCU映画6本で愛すべき“悪戯の神”を好演し、ドラマ「ロキ」(2021‐)では主役を担っている。そんな、10年以上もMCUで悪役を演じる大ベテランの婚約者であるゾウイ・アシュトンも、『マーベルズ』でクリー人の革命家ダー=ベン役としてMCUの仲間入り。アシュトンは、婚約者ヒドルストンから、マーベル映画に参加する際のアドバイスをもらったようだ。米Entertainment Weeklyに語った。
「10年以上にわたって、このシリーズに参加してきた彼の経験について素晴らしい話をすることができました。その教訓の一つは、“マーベルに注いだものは返ってくる”ということでした。“心を開いて、素晴らしい労働倫理を持って、ファンに素晴らしい経験を提供したいという思いで仕事に取り組めば、現場できっと素晴らしい体験が出来ると思うよ”と言われて、そういう形で私に力を与えてくれました。」
続けてアシュトンはヒドルストンから、「衣装を着たままトイレに行けるよう、ちゃんとチャックがあることを確認するように」との非常に実用的なアドバイスも受けたとも付け加えている。また、『マーベルズ』のシーンを自宅でヒドルストン相手にリハーサルした際、2人が大声でセリフを言い合っていたため、飼い犬がキッチンテーブルの下で怯えていたというエピソードも披露した。
イギリス出身のアシュトンは、これまでに英ドラマ「フレッシュ・ミート」(2011‐2016)で4シーズンにわたってレギュラーとして登場し、『ノクターナル・アニマルズ』(2016)『ベルベット・バズソー:血塗られたギャラリー』(2019)などにも出演している。
『マーベルズ』は、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)、ミズ・マーベル/カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)、「ワンダヴィジョン」(2021-)に登場したモニカ・ランボー(テヨナ・パリス)という女性スーパーヒーロー3人が中心に描かれる。映画のプロットはベールに包まれているが、クリー人とスクラル人の戦争が関わっていると伝えられている。
映画『マーベルズ』は2023年11月10日に公開。
▼ 『マーベルズ』の記事
【解説】『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』旧X-MENメンバー復活の意味するところ ─ なぜビーストだけ椅子の場所が違うのか? X-MENは帰ってくる── ニック・フューリー役で9本ものオファーを受けた当初「どれだけ生きてなきゃならんのだ」と驚いたサミュエル・L・ジャクソン ─ 好きなシーンは『キャプテン・アメリカ/ザ・ウィンター・ソルジャー』 そりゃそうだよね ブリー・ラーソン、MCUにキャプテン・マーベル役で復帰か?「知ってることがあるけど言えない」 ってことは……? 『デッドプール&ウルヴァリン』では『X-MEN』の何かが起こる? ─ 「本当に全てが始まる時」、ケヴィン・ファイギが意味深予告 何が始まるというのだ… マーベル・スタジオ、今後は「年に映画2〜3本、ドラマ2本程度」に減らすと発表 量より質の戦略に
Source:Entertainment Weekly