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『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ペギーのカメオ出演は「不満だった」とヘイリー・アトウェル ─ 「すぐにフリスビーでやられて」

ヘイリー・アトウェル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19549755360/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)にペギー・カーター役で登場したヘイリー・アトウェルは、サプライズとなったこのカメオ出演が「不満だった」と漏らしている。

アトウェル演じるペギー・カーターは、『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)でMCUデビューを飾り、5作にわたって登場。ペギーを主人公にしたドラマ「エージェント・カーター」(2015‐2016)が米ABCで2シーズン放送されると、主演で続投したアトウェルはマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」(2013‐2020)にもゲスト出演した。

マーベルファンの間で非常に人気が高いキャラクターとなったペギーは、ディズニープラスのアニメ「ホワット・イフ…?」(2021)シーズン1第1話で主人公に。「もしも…キャプテン・カーターがファースト・アベンジャーだったら?」とのテーマで物語が展開し、キャプテン・アメリカの盾を手に果敢に戦う雄姿を見せた。

そんなスーパーヒーロー版のペギーが、『マルチバース・オブ・マッドネス』にキャプテン・カーターとしてカメオとして登場。本作では、主人公ドクター・ストレンジとアメリカ・チャベスが別ユニバースのアース-838へたどり着き、各界のヒーローの代表者たちから成る秘密結社“イルミナティ”と対面する。ところが、ペギーも含めたイルミナティのメンバーは、スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの驚異的な力にあっさりと屈してしまう。

その展開について、ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演したアトウェルが、「もどかしい瞬間でした」と称して不満を述べた。

「“あれは私の選択ではなかった!”と言いたいですね。彼女が、“I could do this all day(キャプテン・アメリカの口癖:まだやれる)”と言った後、すぐにフリスビー(スカーレット・ウィッチが投げ返した盾)で真っ二つにされたんですから。観客は、“何が『まだやれる』だよ。あなたには無理みたいね。いい笑いものだ”と思ったかもしれません。あのカメオ出演は、ペギーのためにならなかったですね。」

さらに、アトウェルはキャプテン・アメリカ版ペギー・カーターについて、「ホワット・イフ…?」の方が遥かにやりがいがあったとも述べている。「アニメシリーズ『ホワット・イフ…?』では、もっと出来ることがたくさんあると感じました」との言葉でカムバックの意欲を覗かせた。

なおアトウェルは、最新作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が7月21日より公開スタート。『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』「ホワット・イフ…?」はディズニープラスにて配信中。

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Source:Happy Sad Confused

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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