2031年、『アバター5』の頃には何歳になる?ゾーイ・サルダナ「私は53歳ですよ」

ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』シリーズ続編は公開予定を延期したことにより、目下発表されているハリウッド映画シリーズの中でも最も遠い未来まで続く存在となった。シリーズ第5作目は、なんと2031年12月公開予定なのだ。
あのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でさえ、目下一番先の公開予定は2027年の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』。もちろんMCUはその後も続くだろうが、『アバター5』8年後の映画公開予定というのは、なんだか気が遠くなる。
今から8年前……『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の公開に沸いていた2015年の我々が、現在の世の中を想像することなど出来なかったように、きっと2031年の世界は、また大きな変化を経ていることだろう。2031年、あなたは何歳になっているだろうか?
「私は53歳ですよ」と、ネイティリ役を演じるゾーイ・サルダナはInstagramに投稿している。「1作目の『アバター』のとき、私は27歳だったのに」。

そう、シリーズ1作目は2009年公開だったので、完結まで実に22年をかけることになる。キャストや製作陣にとっては、人生の大部分を共にする仕事となるわけだ。
ジェームズ・キャメロンは、『ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)でサム・ワーシントン(ジェイク・サリー役)、ゾーイ・サルダナ(ネイティリ役)、シガーニー・ウィーバー(キリ役)、スティーヴン・ラング(クオリッチ役)と共に来日した際、「この4人は今後の続編全てに出演予定」と話していた。最年長ウィーバーは、5作目の頃には81歳になる。ラングも78歳になっている計算だ。舵取人キャメロンの方だって、その頃には76歳に。『アバター』シリーズでは最新の映像技術の活用が肝心要となるが、製作陣やキャストの健康も同じくらい重要となる。
キャメロンの目標の一つは、映画館のスクリーンで裸眼3Dを実現させること。もともと『ウェイ・オブ・ウォーター』でこれを目指したこともあったが、実際には実現していない。2031年の5作目の頃までに、キャメロンの夢は叶うだろうか?遠い未来に感じる『アバター5』まで、しっかり見届けたいところ。海の道には、始まりも終わりもない。
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