『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は『インフィニティ・ウォー』級の衝撃、「全員が消耗品(エクスペンダブル)」とキャプテン・アメリカ役

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』では、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)のごとき衝撃の結末に備えよ。キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン役のアンソニー・マッキーが語った。
米Colliderでは、マッキーが『ドゥームズデイ』の脚本を読んだ感想を率直に語っている。いわく、「大興奮でした。限界に挑むストーリーのひとつだと思います」。
本作には、先日発表されたキャストを含む60名のキャラクターが登場するといわれている。もっともロバート・ダウニー・Jr.演じるドクター・ドゥームの前では、誰ひとり安全とは言えないようだ。
「(MCUの)キャラクターがいかにして登場し、前進しつづけるユニバースのなかでいかに活躍するのか。誰も安全ではありません。全員が消耗品(エクスペンダブル)なのです。」
この言葉は、サノスの指パッチンでおなじみのキャラクターが一斉退場した『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の衝撃を思い出させるものだ。しかもマルチバース・サーガの現在、MCUはむしろ、そこで生きるキャラクターの命が唯一無二のものであることを強調している。もはや以前のように、消えてしまった命を取り戻すことはできないといっていい。

『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』には、キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンやソー、アントマン、バッキー・バーンズ、ロキ、ブラックパンサー/シュリ、シャン・チーといったおなじみの顔ぶれをはじめ、ファンタスティック・フォーやサンダーボルツ、さらに旧20世紀フォックス製作の『X-MEN』シリーズからも多くの登場人物が集結。物語は、続く『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』につながる。
「映画のラストシーンはクリフハンガー(※続きが気になる終わり方)になっていて、マーベル・サーガの未来への道筋を築き、僕たちを導いてくれます。本当に興奮しました。」
いささか喋りすぎでは……という気がしなくもないが、きっと『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』当時の熱狂と興奮を蘇らせてくれるにちがいない。マッキーは以前、本作には「昔のマーベルの感覚がある」とも語っていたのだ。
映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』は2026年5月1日にUS公開予定。
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Source: Collider