アベンジャーズ、いよいよ宇宙で活躍?マーベル社長が『アベンジャーズ4』以降の構想を示唆

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』および『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』を経て、アベンジャーズのメンバーは新たな舞台へと踏み出していくことになりそうだ。マーベル・シネマティック・ユニバースを指揮する、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が示唆した。
2017年12月7~10日(現地時間)にブラジルで開催されたComicCon Experienceに、ライブ映像を通じて登場したファイギ社長は、今後のマーベル・シネマティック・ユニバースについてこう語ったという。
「もしアベンジャーズが生き延びれば、彼らが宇宙にいる作品を見ることになるでしょう。宇宙を舞台とした映画を、すごく観てみたいんですよ。」
「アベンジャーズが生き延びれば……」という言い回しは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』から始まる、ヒーローたちと最強のヴィラン・サノスの死闘を示唆したものだ。なにしろ2作品を手がけるアンソニー&ジョー・ルッソ監督は、そのストーリーについて「誰を殺していいのか知っていた」と発言し、主要人物の退場をほとんど明言してしまったのである。
しかしながら、アベンジャーズが宇宙へ進出すること自体はさして不思議なことではない。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の予告編ではソーとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが対面しているほか、『アベンジャーズ』第4作に登場するキャプテン・マーベルが宇宙にいる可能性も匂わされているのだ。宇宙から襲来するサノスを退けるべく、戦いの舞台が地球外へと移るのも自然な展開だろう。
むしろ「アベンジャーズが宇宙に行く」という言葉から想像されるのは、マーベル・シネマティック・ユニバースの舞台がさらに拡張される可能性である。2019年公開の『アントマン&ワスプ(原題:Ant-Man and the Wasp)』でマルチバース(多元宇宙)が開かれるとされ、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・アイガーCEOが、『アベンジャーズ』第4作以降には「地理的にも時間的にも、完全に独立した世界を求める」と述べたことも、このことと決して無関係ではないはずだ。
アベンジャーズが宇宙に飛び出し、さらなる別の宇宙が開き、まだ見ぬ世界へとヒーローたちが旅をする。そこで観客はいったい何を見つめることになるのか、新しい物語にはどんな展開が秘められているのだろう?
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定だ。
Source: https://talkiesnetwork.com/2017/12/09/marvels-kevin-feige-teases-more-avengers-films-in-space/
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