『アベンジャーズ5』にX-MENとファンタスティック・フォーは登場しないと脚本家が明言

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、サノスに匹敵するようなラスボス級のスーパーヴィラン、征服者カーンが登場した。タイムラインを操るという強敵カーンが相手では、アベンジャーズだけでは太刀打ちできないのでは……と感じたファンは少なくないだろう。もしや、そこにファンタスティック・フォーやX-MENが加勢するではないかと考えてもおかしくない。
米ポッドキャスト番組「Phase Zero」に、『クアントマニア』で脚本を手がけ、『アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)』でもペンを執るジェフ・ラブネスが登場。『カーン・ダイナスティ』にアベンジャーズの援軍として、ファンタスティック・フォーとX-MENが加勢するのか質問されると、「いいえ、そういうのは全てかなり先のことだと思います」と否定した。
「ファンタスティック・フォーを製作しているのは知っているけど、それは単独の作品です。僕は世界で一番X-MENが好きだけど、それ(援軍として参加)はないですね。X-MENは少し取っておくんじゃないかな。ただ、アベンジャーズは窮地に陥っていて、カーンと数多くの問題があります。彼らには手に負えないんです。」
ラブネスいわく、『ザ・カーン・ダイナスティ』にファンタスティック・フォーとX-MENは登場しないが、すでに懸念されているように、アベンジャーズがカーンとの対決で危機に瀕することは間違いなさそうだ。
X-MENについては、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)で描かれた別ユニバースにメンバーの一人がフィーチャーされ、『デッドプール3(仮題)』(2024年11月8日に米国公開)にウルヴァリンが登場し、ヒュー・ジャックマンがカムバックする。
『ファンタスティック・フォー(原題)』は2025年2月14日に米国公開予定だ。両作ともに2025年5月2日に米国公開される『カーン・ダイナスティ』前のデビューとなるため、アベンジャーズ対カーンの決戦に合流する布石が打たれてもおかしくなさそうだが……。いずれにせよ、時間を征服するカーンがマルチバースに及ぼす脅威に引き続き注目だ。
▼ アベンジャーズの記事
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は「昔のマーベルの感覚」とキャプテン・アメリカ役 ─ 「ショーを仕切るのは間違いなく彼」と『ブレイブ・ニュー・ワールド』脚本家も期待 アベンジャーズ、再建 『サンダーボルツ*』興収予測がチョット低めな理由 ─ アンチヒーローは一発逆転をかませるか? でも、やるしかない トム・ヒドルストン、ロキ再演に向け「まだ終わっていない」 ─ 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』で帰ってくる ロキは帰ってくる── 『シャン・チー』シム・リウ、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』他キャストは発表まで知らなかった ─ 「トム・ホランドとマーク・ラファロのせい」とボヤき 前科者がいるからね 『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』チャニング・テイタム、ガンビット再演とは認めず ─ 「あれは僕の椅子、ガンビットの椅子じゃない」 まさかね
Source:Phase Zero