『アベンジャーズ』続編は「いずれやる」、マーベル社長が認める

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、映画『アベンジャーズ』シリーズの続編を製作する意向を認めた。
『アベンジャーズ』シリーズは、アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、ブラック・ウィドウ、ハルク、ホークアイを中心とするマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のチームアップ作品。『アベンジャーズ』(2012)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)ののち、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をもって、『アイアンマン』(2008)から始まったMCUの「インフィニティ・サーガ」は幕を閉じた。同時に、アベンジャーズの物語にも区切りが付けられている。
しかし米IGNの取材にて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、いずれ『アベンジャーズ』の新作を発表する方針であることを明かした。「『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続く新作はありますか?」との問いかけに、「考えなければいけませんし、“イエス”と言っておかないと。いずれやります」と答えたのだ。
むろん、もはや従来のアベンジャーズの物語を継続することは難しいだろう。アイアンマンとキャプテン・アメリカは物語の表舞台を去ったし、ブラック・ウィドウも単独映画『ブラック・ウィドウ』を控えているが、その後についてはわからない状況だ。『マイティ・ソー』シリーズは新作が予定されているが、ハルク&ホークアイはドラマシリーズで“世代交代”が示唆されている。
2021年1月12日現在、『アベンジャーズ』の続編はアナウンスされていない。一方で「ワンダヴィジョン」から始まるMCUのフェイズ4以降には、スパイダーマンやドクター・ストレンジ、ソー、キャプテン・マーベル、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、アントマンといった人気ヒーローのほか、エターナルズやシャン・チー、ミズ・マーベルやムーンナイトといった新ヒーローも映画・ドラマで揃い踏み。さらにはファンタスティック・フォーのMCU参戦も控えているとあって、おそらく『アベンジャーズ』続編はメンバーを大胆に入れ替えての登場となりそうだ。
「いずれ」やってくるMCUの新たなチームアップ作品、いささか気が早いようにも思われるけれど、その時を楽しみにしておこう。
Source: IGN