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『アベンジャーズ5』監督候補に『デッドプール&ウルヴァリン』ショーン・レヴィ?本人に直接聞いてみた

デッドプール&ウルヴァリン
(c) MARVEL 2024

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アベンジャーズ5』の新監督として、マーベル・スタジオは『デッドプール&ウルヴァリン』ショーン・レヴィを有力候補として検討しているという。レヴィの意欲はいかほどのものか。THE RIVERは韓国にてレヴィ本人に接近し、直接尋ねた。

『アベンジャーズ5』では、元々『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)のデスティン・ダニエル・クレットンが就任していたが、MCU内の他企画に専念するとの理由で2023年11月に離脱。映画は2026年5月1日にUS公開。60人以上のキャラクターが登場するという超大作になることを踏まえると、準備は少しでも早く開始しておきたいところだが、後任監督は決定しないままでいる。

先の情報によれば、マーベル・スタジオはレヴィからの返答待ちで、その間も他の候補に当たるという。レヴィ監督と面会したTHE RIVERは、「『アベンジャーズ5』の監督候補であるということです。楽しみですか?現在の進捗はいかがですか?」と尋ねた。レヴィは「二つの質問をされましたね」と笑い、スタジオとの関係が良好であることを話した。

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『デッドプール&ウルヴァリン』ショーン・レヴィ監督に取材
©︎ THE RIVER

「今まで、すごく忙しく過ごしていました。僕もネットは見るので、そういう記事は目にしています。マーベルではものすごい経験をさせてもらえて、本作『デッドプール&ウルヴァリン』の製作と仕上げで、かなり忙しかったんです」と多忙ぶりを語るレヴィ。「実際、今こうしている間も仕上げ作業の最中なんです」と続けると、THE RIVERの取材に応じる直前のエレベーター内でVFXの最終版にアプルーブ(=許可、承認)を送ったところだと明かした。「とにかく最高のものを極限まで求めている」という。

『アベンジャーズ5』の可能性に関する具体的な発言は避けたものの、「将来、僕とマーベルの関係は続くと確信しています。ケヴィン・ファイギとルイス・デスポジート(マーベル・スタジオの代表的なプロデューサー)も同じように思ってくれています」と、今後の再登板を示唆した。

『デッドプール&ウルヴァリン』は、低迷が続いたMCUの救世主になると期待の一作。初週末の興収予想はR指定映画として最高の1億6,000万〜1億6,500万ドルと見られており、この夏一番の大ヒットが確実視されている。MCUの不調ぶりをうまくリセットすることができれば、レヴィが『アベンジャーズ5』監督に正式就任することも十分ありえるだろう。

現在レヴィは『デッドプール&ウルヴァリン』の公開に向けてワールドツアーに出ている最中。多忙を極めていたということで、本作の世界公開が落ち着いたタイミングで一息つけば、次作のことを考える時間が得られることだろう。

『デッドプール&ウルヴァリン』は2024年7月24日、世界最速公開。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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